突然やってきた母の認知症。

 

いや、突然でもないな。

 

思い起こせば何年か前から変だった。

過去の旅行のことなどすっかり忘れている。

父の退職後、両親は海外旅行を何度かしていたのだけど、

かなり忘れてしまっている。

 

昨年、私が引っ越しをしたときに両親が手伝いに来てくれたのだけど、

(80代の両親に手伝いをさせる私滝汗

その時に、うちの夫のことをなぜか叔母の夫と勘違いしていた。

 

そのちょっと前に友達のお母さんの認知症の話を聞いていて、

同じようなことを聞いたのですこーし嫌な予感。

 

去年ぐらいに、

それまでやっていた書道や絵画をきっぱりとやめて、

庭の手入れと読書をして寝る生活。

外出したがらない。

 

今年の5月に母の免許の更新があったのですが(高齢ドライバー)

免許更新のための認知症判定がおかしい。

本人が「運転したくない」というので免許の更新はせずに返納することに。

 

今年に入ったぐらいから、勘違いのような言動が増えて。

 

物忘れ外来にいってみたところ、

恐らく軽度~中程度の認知症でしょう、と。

 

身の回りのことは問題なくできるし、

料理などもできる。

でも、なんだか勘違いのような発言が多い。

この前も私が電話をしたら

「いまどこ?家?どこの?おばあちゃんちかと思ったわ」

って。

私、全然おばあちゃんちにいく予定もないし行ってもいない。

 

物忘れ外来の受診には妹が同行してくれたのだけど、

お医者さんから「今日はどうしていらしたのですか?」と聞かれたら

「娘が入院しているんです」って。

 

母の勘違い発言は家族ネタが多くて、

私としては

誰かにねらわれているとか、襲われるとかいうネガティブ要素がないのが救い。

 

まだ生活上困ることはないけど、

父も高齢だし、

妹と手分けして様子を見ていくのかなと考えています。