キャストは
蘭乃シシィ、井上トート、成河ルキーニ、香寿ゾフィー
でした。
シシィ以外は前回と同じです。
キャストが1人変わるだけでやはり随分と印象が変わりますね。
蘭乃さんは宝塚の退団公演でのシシィも観ておりますが、まだ主演としてのシシィを演じきれていないかなと思いました。
宝塚の場合シシィはタイトルロールだけれどあくまでも主役はトートですし、
退団公演だったこともあり集大成を観たと思いました。
今回は本当の意味で主演でタイトルロール。
昨年も演じておられますが、個人的にはまだシシィという衣装に着られてしまっている感でした。
ですが寄り添う相手がいる時の幸せそうな表情やお衣装の着こなしはさすがです。
鏡の間のあのドレスの裾さばきがさり気ないながらも綺麗で目を引きました。
まだまだこれから成長し、変わっていかれるであろう役者さんなので今後の活躍を楽しみにしています。
2回目で強く感じたのは成河さんの柔軟性です。
ちょっとしたアクシデントや他の出演者さんたちの変化にも実にさり気なく対応し、アドリブだと感じさせないくらいです。
ルキーニならどう動くか、どう言うか、が観客に違和感なく出てくる。
彼はその役として本当に舞台上で生きているのだなと感動しました。
井上トートは特に最後のダンスで前回観た時よりも音圧がすごくて、会場の空気を震わせる存在感を見せつけてくれました。
田代フランツにはやはり悪夢の場面でものすごく心を揺さぶられます。
シシィへの絶対的な愛を全編通して感じられるので余計に響きます。
私にはどう解釈したら良いのかわからない場面や演出もあるのに、何故か魅了されてしまう作品で何度も観たくなってしまいます。
チケットにご縁があればガラコンサートも拝見してしたいものです。