1月も、もう半分が過ぎようとしていますなー。
ぼやぼやしている間にも
時間はゆらゆら流れていて
ちょっと焦った気持ちになる今日このごろ。
最近は
ヘルパーさんの名前が瞬時に出てこなくって
ちょっと危険なんじゃないかな私…
と、けっこう真剣に思っています笑
いや、「笑」とかつけてる場合じゃないかもwww
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さてさて。
巷では
『こんな夜更けにバナナかよ』が公開されて
洋ちゃん効果もあってなのか
たくさんの人に見られていますねー。
主人公の鹿野さんは
幼少期に八雲で過ごした期間があるらしい。
世代が違うので私は面識はないんだけれど
古参の職員さんからは
お名前を時々聞いたことがありました。
そんな鹿野さんが
たくさんのボランティアさんたちと
本音でぶつかりあいながら生を全うした…というお話。
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私は映画は観ていなくて
原作の本をだいぶ昔に読んだだけなんだけれど。
障害を持つひとりの男性の生き様
という観点で読むぶんには
読みごたえがあってすばらしい本だったと思う。
怖いのは
本や映画を観て
影響された障害当事者が
「自分らしく生きていいんだ!」
って、変に自信を持ち過ぎて
【自分らしく生きる】ことを
【どんなわがままも通していい】と履き違えて
支援してくれる人や家族や友達に対して
必要以上に【自分】を押し通すようになるんじゃないか
っていうこと。
・普通に生きたい
・健常者も夜中になにか食べたかったら食べるでしょ?
・だから夜中にバナナ食べるのも普通でしょ?
っていう思いは
私の心の底にもあるかもしれない。
でも、それを当然のように思うのは
私は何だか違うと思う。
健常者だって我慢することあるでしょ?
好き放題に生きているわけではないでしょ?
健常者と同じように生きたいって思うなら
そういうところも同じじゃないの?
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私たちは、
”ヘルパーさん”という
”人”の手を借りて生きている。
ヘルパーさんもお仕事として携わっているから
そのことを卑屈に思ったり
必要以上に遠慮したりっていうことは
しなくてもいいと思うけれど。
でも、お互い”人”だからさ。
大切なのは、それに尽きると思うのね。
そこを私たち当事者が心において
お互いの信頼がある上で
ある程度の主張をしたり
ちょっとしたわがままを聞いてもらうのは
全然悪いことじゃないと思う。
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暇に過ごしていると
いろんなことに突っかかりたくなるのかね…?笑
なんかねー、
いろいろ思うところがあるわけさ。
同じ障害当事者でも
考えや主張が違う人がいて
それは当然のことなんだけれど
世間的には
目立っている障害当事者の主張
イコール
障害当事者全体の思想
だと思われている気がして
そうじゃないのにー!!!
って思うこともたくさんあるのさ。
病院を出て数年のぺーぺー(私)が思うことなんて
長年地域で暮らす障害当事者の先輩たちからすれば
甘っちょろいことだらけなのかもしれないけれど…
強いひとばっかりじゃないのさ。
強ければいいってものでもないと思うのさ。
強さが人を遠ざけている部分も感じるのさ。
***
長々書いて
結局なにが言いたいかというと
みんな仲良くしましょうよ
って話ねwwwww
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あ
誤解のないように言っておきますと
映画や本の批判では全然ありません
お涙ちょうだいだけではない
いい人ばかりでもない
そんな障害者の世界を
映画や本を通して知っていただければ
私もとっても嬉しいです