検査が終わり、結果が1時間程で出るとのことで呼ばれるまで待つ。
待つこと1時間ちょい。
自分の番号が表示され診察室へ入る。
そこにはI先生がいた。
I先生は割と色白で何となくな雰囲気だけだけどコードブルーの藤川先生に似てる(笑)
医師→「こちらへどうぞ。Iと申します。宜しく御願いします。」
私→「宜しく御願いします。」
医師→「まず先程、撮影したMRIなんですけど側頚嚢胞で間違いないと思います。先天性の疾患の可能性が高く良性腫瘍になります。」
私→「例えば放置して悪性になる可能性等は?」
医師→「あーないない。これのせいで命が脅かされる事はまずありません。ただね、手術はした方がいいよ。ほっといても小さくなる事はまずないしどんどん大きくなると思う。今もなかなかの大きさなのにこれ以上大きくなったら傷口も大きくなるしリスクも高くなる。きらさんは女性だしまだ若いし回復が早いだろうから手術する事勧めます。」
そう。
前々回、初めて大学病院にかかった時よりまたひと回り大きくなっていた気がしたのです。
やっぱり手術か…
1番避けたかったのにな…
と思いながら手術しなきゃいけないならもうなるべく早くやっつけたい!
私→「先生、最短だといつになります?」
医師→「ちょっと待ってねー。ん~」
(先生、予定表を見る)
医師→「今だと10月の2週目3週目位が最短かな。でもきらさんも仕事とか家庭の事情もあるでしょ?悪いものじゃないからさ、逆にいつでも大丈夫だよ?来年とかでもいいし!あ!でもあんまり期間空けると術前検査をまた改めてしなきゃいけなくなるからそうすると余計な費用がまたかかっちゃうから早い方がいいか!」
10月の3週目…
ちょうどお母さんの誕生日がある。
そう。私は自他共に認めるマザコンなのだ!(笑)
私→「先生!私、10月の3週目がいい!」
医師→「じゃあ10月14日に入院して15日に手術しようか。」
その15日がお母さんの誕生日。
お母さんの誕生日に手術したらきっと成功する!
(根拠のない私の中での都市伝説(笑))
って事で10月14日に入院
10月15日に手術が決まりました。
私→「ねぇ、先生。私、入院も全身麻酔も初めてで不安過ぎるんだけど…」
医師→「寝てる間に終わるから大丈夫だよ~。」
私→「途中で目覚めたり、そのまま死んじゃったりしない?」
医師→「昔はそんな都市伝説あったけどね(笑)今の麻酔はとても安全性の高いものだから大丈夫大丈夫。」
私→「このまま、旦那とかお母さんに会えなくなったらどうしよう…とかもう本当に不安」
医師→「嫌でも目が覚めるよ(笑)今日これから時間ある?もし大丈夫なら術前検査をひと通り入れられそうだけど?」
とかサラッと流された(笑)
仕事もそんな休んでいられないので
私→「はい。助かります。お願いします。」
診察室を出て
採血、肺検査、心電図、レントゲン等、ひと通り検査を済ませてその日は帰宅。
後は麻酔科の術前診察が残っているのでまた改めて9月18日に行く事になりました。