葬儀屋の担当の方も帰り

お義母さんだけ、

お兄ちゃんの家に残る事になりました。

あっ、その後お義母さんの弟が一緒に過ごしてくれたみたいです。


 私もやっと家に帰れました。 



 お兄ちゃんが亡くなっていたのが

金曜日 

お通夜が土曜日、

告別式が日曜日。 

 曜日的には、休日で何もかもスムーズに出来ました。 

 さあ私の次の役目は

朝の9時に

死体検案書を取りに

病院に行かなければなりません。 


 お兄ちゃんの家では、

お兄ちゃんの遺体

お義母さん

お義父さん

葬儀屋さん




死体検案書待ちです。


 8時40分頃病院に着いたら、

空いていて説明したら直ぐに渡してもらえる事が出来ました。 

 なので9時前には、死体検案書を葬儀屋の担当の方に渡せました。


お兄ちゃんは、家から出れる事になりました。



 さぁ…

ここからが大変でした。 

 部屋のドアは狭い。

物は大量。

階段は急で、狭い。


50のおっさん一人暮らし…

簡単に言うと、片付けてない

ゴミではないけど

ゴミ屋敷風?!

て言うのか。

まぁ散らかってます。

普通に汚いです。

あまり言うとお兄ちゃんに

叱られますね…



遺体を乗せたストレッチャーが部屋から出せない。男3人がかりで運ぼうとするも、

 3人がうまく立ってストレッチャーを持って

方向転換や動ける場所もない。 


 ましてや遺体の成人男性が乗っている。


 普通の体型ですが、凄く重たい重たいと言って見えたのを思い出します。 

死んでしまうと重くなるのかな?!


 こんな事言ってはダメですが、 

硬直してて、

カッチカチです。 

遺体も言う事を聞きません。 

60キロから65キロくらいの

棒を運んでいるのと同じ様な感じです。

表現悪くてごめんなさい。

 

『遺体をそのまま、運びましょう』と1人の方が言いました。


 ストレッチャーから降ろされ、

棒の様なお兄ちゃんを

そのまま一階まで運び出しました。


 この手段は仕方ないです。 

本当に大変でした。 

でも、私は何かあった時に困るので

一部始終動画撮りました。

すみません。。。




 葬儀屋さんも、本当に大変な仕事だと思います。

ありがとうございました。


死体を、

遺体を怖かわらず、


生きている人の様に話しかけてくれて。


例えば、お兄ちゃんを運ぶ時でも、

『ごめんなぁ。ちょっと動かすよ。ストレッチャーからおろして一階まで行ってもらうわなぁ。ごめんなぁ。』て…


慣れと言えばそーなんでしょうし、


仕事ですもん。当たり前。

と言えばそこまでですが


遺族としては、

本当に嬉しく、

感謝しかありません。



不謹慎ですが、

時々

笑ったりもありましま。


気持ちを楽にして下さいました。


本当に、ありがとうございました。



次に続く