風葬とは、

お馴染みの、
火葬、
土葬などと、
いった類のものである。

風葬は、
死者を放置して、
白骨にし、
葬ることである。

平久保の山の反対側。
つまり、
太平洋側は、
道路も舗装されていなければ、
人っ子一人住んでいない。

でも、
明治時代までは、
安良村という集落があったそうな。

平久保から、
安良越道に沿って、
約5km程、
今では草木が覆い茂り、
どこが入り口なのかさっぱりな、
場所にある。

石垣島の地元の人ですら、
知らない人が多い。

なんせ、
道といっても、
ただのけもの道で、
その辺りは、
牛の放牧が行われている、
だけだからである。

結局、
安良村の所在はつかめなかったが、
過去に風葬を行った、
大きな石灰岩のお墓を見ることができた。

photo:01



photo:02



photo:03



ガジュマルの木が、
石灰岩の隙間にまで根を下ろし、
見事な光景である。

少し以前までは、
頭蓋骨までそのままにしてあったそうだが、
今では、
教育委員会に没収されているそうな。

石垣島の風俗を、
少し垣間見れた。



iPhoneからの投稿