と考えていた。

 

フランスみたいに食文化やファッション系が強い国ではないし、案外思いつかない。

 

そこで、オランダにおける商品展開と日本の市場に出回っているものとを比較調査し(大げさ)、私が思う買って帰るべきものをご紹介しよう。

 

なお、日本で売られているものとしては、実際に日本にある実店舗に足を運んだわけではなく、全てネット通販で出てくる情報を元にしているため、少し正確性を欠く部分があるかもしれないが悪しからず。

 

●チーズボードとチーズスライサー

日本では、「カッティングボード」の商品名で売られており、近頃は百均でも見かけるようになった。

とはいえ、オランダのチーズボードは形や素材がバラエティーに富んでおり、せっかくなのでお気に入りのものを一つ買って帰ってもいいだろう。

 

ちなみに写真はオランダ人の友人からいただいたゴッホの美しい名画が刻まれたチーズボード、およびチーズスライサーである。

私は日本に帰ってもこれを見ては、このゴッホの描いたようなオランダの夏の青空を何度も思い出すのだろう。

やべ、一つ目ですでに泣けてきた、、、

 

●Miffy Corduroy

正味、このキャラクターに思い入れがない限りわざわざ買って帰らなあかんほどではないが、私はかわいいものが好きだし、オランダが誇るキャラクターなので買って帰る予定である。

一見、日本にも売っていそうな感じだが、これはオランダ限定のぬいぐるみらしい。価格は15ユーロ(1,800円)。

調べたところ、日本ではBUYMAで購入できるようだが、なんと5,950円もの高値で販売されていた。

 

他にも、オランダの民族衣装を着たミッフィー、デルフト焼きの模様がプリントされたワンピースを着たミッフィーなど、色々な種類があるのでお好きな方はチェックチェック!

駅ナカの本屋「AKO」やスキポール空港のミッフィーショップ、「Mama Loes」などのベビー用品店なんかで売られてるよ。

 

●縁高皿

フラットなんだけど、端っこだけがクイッと直角に近い角度で立ち上がっているこちらのデザイン。

「平皿」とか「エッジ」「高い」「皿」とか、色々なワードを入力しても出てこなかったので、結構検索に手こずったのだが調べた限り、一応日本語ではこの手の皿を「縁高皿(ふちだかざら)」と言うらしい。

しかし、「縁高皿」で検索をかけてみても、ニトリの食器に一種類だけ真っ白な縁高皿があったのと、波佐見焼のブランドから出ている一皿3,000円に近いもののみで、写真のような絶妙な色合いのものはなかった。

 

ヨーロッパではスタンダードなデザインで、HEMAやディレカミなんかですぐ手に入るのだが、なぜこんなに使い勝手のいい皿が日本では売られていないのかがわからない。

縁が少し立っているからこそ、煮物など液体の多い献立の多い和食でもいけるし、他にも、普通の丸いお皿に例えばマフィンなどの丸型の食品を置くと、丸いものに丸いものを置くので垢抜けないが、縁高皿だと同じ丸でもエッジの効いたデザインに助けられてしっくり来てくれるから食器としては優秀だし、もう少し日本でも流行ってもいいのに。。。と思ったら、日本の街のおしゃれなカフェとかで案外見かけたりして笑

 

写真は、ベルギーとオランダだけに店舗を構えるキッチン雑貨店、Dille & Kamille(ディレ&カミーレ)の「Reactive Glaze Plate stoneware」。

 

●ティーボックス

このデザインのティーボックスは、なぜか検索をかけても8,000円もする高級なものしか出てこない。

こちらでは5ユーロ未満でどこにでも売っている商品なのに・・・

言われてみれば日本人って、そんなに紅茶を自宅に何種類もストックしてへんもんな。

しかし私はフレーバーティーやハーブティーも含めていろんな紅茶が大好きなので、大事に持って帰るとしよう。

まさか近所の雑貨屋で400円ほどで購入したものを持って買えることになるとは思わなかったが笑

 

●ポーランド食器

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これは言わずと知れた日本人に大人気のお土産である。

正確に言うと「ポーランド」食器なのでオランダのものではないのだが、ポーランド食器ブランドの一つである「Bunzlau Castle(ブンツラウカステル)」の流通にはオランダの会社が関わってるということで、「Bunzlau Castle」の一ブランドに限り、その会社のあるオランダのユトレヒト郊外にアウトレットも併設されているため、オランダでも手頃なお値段で購入できる。

日本で手に入れようと思うと、一体何倍のお値段がすることか!

 

●レシピ本

料理好きだからか、外国のレシピにも興味津々な筆者。

特に寒い国はスープ文化が発達しており、トラディショナルなものから多国籍なレシピまで、クックパッドには決して載っていないようなあっと驚くアイデアのレシピがズラリ。

オランダ語で書かれているが、そんなのGoogle翻訳のカメラ機能にかかれば一瞬で訳してくれるので大した問題はない。

食卓に異国のアイデアが詰まった一品をどうぞ。

 

●リチュアルズのコスメ

オランダ発、日本未上陸のコスメブランドといえばrituals(リチュアルズ)。

東洋のエキゾチックな香りのする上品なパッケージが印象的だが、我々はオランダの香りを漂わせたいので、同ブランドが展開する「Amsterdam Collection」なんかがいいかもしれない。

 

ちなみに、たまにメルカリなどで外国産コスメを出品している方がいるが、厳密にいうとあれは法律違反になるらしいので、旅行先で買い占めて日本帰って売りさばく行為は、たとえ儲かるとしてもやめようと思った筆者であった。

 

●スポーツグッズ全般

ヨガのウェアやダイビング用の防水バッグなど、日本では需要が少ないからか、お値段のはるものが多いスポーツ用品。

そんな高額商品たちも、スポーツ大国・オランダにかかればリーズナブルなお値段で購入可能。

デザインも豊富でアクティブな人には嬉しい。

 

●アレグラ・イブプロフェンなどの市販の医薬品

医薬品も見逃してはならない。

市販の花粉症薬で人気のあるアレグラだって、鎮痛剤のイブプロフェンだってオランダでは日本よりもお安く購入可能だ。

日本のものと比べて、各成分がどれほど多めに配合されているかはチェックした方がいいが、ものは同じなので全然使えると思っている。

筆者は長年、口唇ヘルペスを患っているが、この薬一つとってもオランダの方が安かった。

 

●トリュフマヨネーズ/ハニーマスタード/チーズ用ジャム/乾燥ハーブなど、日本ではもはや嗜好品に近い食べ物

ちょっと奥さん、日本ではトリュフマヨネーズ一つ3,000円だってよ。

アホか。こっちはスーパーで300円ぐらいやっちゅーねん。

日本の食材がこちらでは高級品のように、日本ではこちらの食材が高級品なのだ。

今一度、自分がいつも美味しいいうてこちらで食べてるものが、カルディや成城石井などでいくらで販売されているかチェックした方がいい。

高くても存在すればいいが、中にはトリュフマヨネーズのように、ネットではどこも在庫切れとかでマジで手に入らないものもある。

 

●スーツケース【NEW】

そうそう!コイツを忘れてた!!!

我が家はアメリカのブランドであるAmerican Touristerを愛用している。

American Touristerはサムソナイト傘下のブランドということで、高級スーツケース並みにヌルヌル動くのにお値段はリーズナブルなところが気に入っている。

同じ商品であっても、日本で買うよりも安く購入できるので、帰国してからスーツケースを買い替えようと思っているなら、悪いことは言わない。

ここで新しいのを買って古いスーツケースは捨てていけ。

このクオリティでこの大きさのスーツケースがアマゾンオランダでは1万前後で買えるなんて奇跡だぞ!

 

 

・・・こんな感じかなあ。

本当はチューリップの球根とか、肉類とか持って帰りたいんだけど、検疫でアウトだろうね。。。

あと子供がいたら、ベビー用品なんかも結構あるかもしれない。

インテリアまで考え出したら家具とか証明とか、もはや空間ごと移動させたくなるからキリないし笑

 

じゃあついでに、案外買わなくても良いものも・・・

 

オーガニックのアルガンオイル

うそやん、日本でアルガンオイル、しかもオーガニックいうたら高いで?

そう思ってたんですが、それも私が日本を去る2年も前の流通状況らしく、今ネットで検索すれば出てくるわ出てくるわ手頃な値段のオーガニックのアルガンオイルが。

オランダでもちゃんとしたものは30ユーロぐらいするから、これは案外買って帰らなくてもいいかも。

 

以上、私の拙い「オランダから本帰国の際に買って帰るべきもの」ブログでした!

 

 

<番外編>

友人から、オランダの子供は皆これを読んで育つぐらい有名な絵本をいただいた。

小さい頃に読んで、その子が親になったら今度は自分の子供に読み聞かせて、またその子が大きくなったら自分の子供や孫に読み聞かせて・・・

そんな時代を越えて愛され続ける一冊なのだろう。

 

カラフルな色づかいとmooiなタッチの絵に惹かれた。

2人の少年と少女がオランダの美しい四季を通して一年を過ごす様子を描いたもので、オランダらしい花や鳥や猫などの動物も生活の一部のように自然に描かれている。

きっと寂しくなった時はこれをみてはオランダで過ごした日々を思い出すんだろうなあ

みなさん、本当に本当にありがとおおおおおおお号泣