マジどんだけ画像検索しても、このビジュアルのルバーブのタルトって出てこないんよな。
自分作。
だから最初はうまくいくかわからなくてさ、半信半疑でトライしたら写真の通り、案外うまくいってテンション上がったよね(こうやってブログにまで書くぐらいには)。
こういう見た目のルバーブのタルトやったらネットでなんぼでもあってん。
これじゃないねん、私が作りたいのは!
ザクザクした感じのアメリカンタイプは初心者でも作りやすくて、失敗せーへんからええっちゃええねんけどな。
でもこれじゃ、特別感がないやん・・・
私はもっと繊細な、フランス菓子のケーキ屋さんで売ってるみたいなのが作りたいねん。
というわけで、まだまともそうなこのレシピを参考に作ってみた。
http://cahierderecettes.blog.fc2.com/blog-entry-130.html
違いとしては、あらかじめルバーブの皮をピーラーでむいて、それをクルクル丸めてコンポートの上に乗っけたところ。
この世にないなら自分が作るわ。
オーブンに入れる前はこんな感じ。
すでにきれいや
そんで、出来上がりが上でも出したけどこれになった。
ええやん。
見た目はどう見ても成功である。
が、しかし、食べてみると上の花びら部分の食感がよくない・・・
オーブンで焼くと柔らかくはならず、繊維がより際立って口の中に残る。
いくらビジュアルはおいしそうに見えても、この見た目で提供されている例がない理由がわかった。
味自体はむしろおいしい分、残念である。
ところで、さっきからずっと出てるルバーブだが、馴染みのない人に。
これがルバーブである。
初夏に出回る西洋野菜らしい。
筋張ってそうな見た目とは裏腹に、こいつは煮るとすぐに形が崩れてドロドロになってしまうが、
イチゴとの相性は抜群(写真は無料画像から)
オーブンで焼けば、しっかりとその形を残せることがわかった。
フィッシュ・ボーンみたいなデザインもかわいい(アルバート・ハイン発行「allerhande」2020年4月14日‐5月24日号より)
同じ「加熱」でも、煮るか焼くかでこんなに結果が変わる食材とはおもしろい。
引き続き、こいつを使っていろんなものを作ってみよう。
延長されたロックダウン中の楽しみが一つ増えたのでした。
<おまけ>
余ったタルト生地で型抜きクッキーを作った。
アーモンドプードルが入っているから香ばしくてうまい。