SECRIDって何でしょう?

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そうです。

オランダ人が愛用している下の出っ張りをスライドさせたらシャキッとカードが段々になって飛び出してくる便利グッズですよね!

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オランダ人の友達が持ってたからその存在は前々から知ってたけど、今年の夏の一時帰国の際、梅田阪急百貨店のTSUTAYA書店で旦那が見つけて以来、私も欲しいなあ〜と思っていたのだ。

 

ちなみに、日本での販売価格は1万円超だけど、こっち(オランダ)で買ったら€49・・・約6,000円で買えちゃうのだ。

 

ヨーロッパにせっかくいるのだから、ポーランド食器にせよこのSECRIDにせよ、こういう買いもんしんとあかんなと一人自分に言い聞かせている。

 

まあ、肝心の日本帰国後、小銭と各お店のポイントカードを常に握りしめてスーパーに行く主婦の私にとって、この形態のカードホルダー兼財布がどれだけ実戦で役に立つかはわからないが。

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写真は茶色に見えるけど、自然光のもとで見るとちゃんとローズピンク照れ

色や柄がたくさんあって、その中からお気に入りを見つけるのが楽しい。

 

 

オランダはカード社会である。

 

それもクレジットカードではない。

 

バンク(銀行)カードなのだ。

 

いうてみれば、三井住友銀行のキャッシュカードで近所のスーパー行ってそのカードを機械にかざすだけで買い物ができてしまうような感じ。PayPayもびっくりだ。

 

ちなみに発生した費用は、自分の口座から即時引き落としされる。

デビットカード的な感じだ。

 

なんせこちらは「クレカで●%ポイント還元」なんて発想は毛頭ないので、まずは皆、このバンクカードを持つことからスタートする。

 

自分の銀行口座を持ってさえいれば、他人の口座に他行宛とか関係なしに手数料freeで送金できて大変便利なやつでもあるのだ。

 

最も、口座を持っているだけで年間で確か2〜3,000円ぐらいの費用がかかるようになっているので、主婦の私はオランダの口座を持っていない。

というか、夫のカードがあるのでいらないし、またいくからかお金を払えば、夫の口座に紐づいた家族カードを手にすることもできる。

 

 

新しい仲間も加わったことだし、早速次回の旅行にでもお守りのごとく(※)連れて行くとするか。

 

※このカードホルダーはホルダー部分が金属製でスキミング防止効果があるため、クレジットカードの不正使用を防ぐことができる。

スキミングとは、遠隔から自分のカバンの中にある財布にしまっているクレジットカード情報を特殊なアイテムで読み取る技術であり、ある日、クレジットカードの履歴をみていると、全く身に覚えのないところでカードが使われていることに気づき、ああああ!ってなるやつだ。

 

ちなみに私は、治安がクソ悪いと噂のパリに行った時やられた。

所持していた楽天Visaカードの情報がいつの間にか第3者に読み取られていたのだ。

 

カードの不正利用監視チーム的なところ(そんなんあるんだねえ)から緊急対応メールが来ていて、彼らからの指摘がドンピシャだった。

 

楽天カード側はすぐにそのカードを使えなくし、新しい一枚を発行してくれたが、日本国内への発送のみだったため、オランダにいる私は当分、もう一枚のマスターカードでしのぐしかない。

だからクレカは最低でも2枚はもてよって話である。

 

まあでも、監視チームがいち早く不正使用を見つけてくれたおかげで自分が謎の請求を支払うことなく済んだのでよかった。

というか、こういうケースならば支払わなくていいようになっているから、クレカは現金と違ってありがたいのだ。

 

それにしても、全くすごいもんだよこの“すきみんぐ”とかいう技術は。

なので、次回は2度と同じことを繰り返さぬよう、私のカードを守ってくれSECRIDよ!!

 

 

<本日の一枚>

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もうすっかり秋の深まりしオランダ。

 

日本がまだ25度以上のこの時期でさえ、最高気温はもう15度前後で、出歩くにはコートが必要なほど。

 

道端は落ち葉の絨毯が。

紅葉のシーズン到来ですね。

 

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この季節は空も美しい。

はるか地平線の彼方では、太陽が今日の仕事を終えようと最後の踏ん張りを見せていた。

 

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夜のアイントホーフェンは昼間よりも一段とモダンで近未来都市的な雰囲気を醸し出す。

そうだ、もうすぐアイントが誇るビッグイベント、光の祭典「GLOW」が始まるな。

今年も光灯る街をウォーキングするか。

 

おっとその前に、まずは今開催中のダッチデザインウィークかな。