「オランダ人は食に対するパッション(情熱)がない」

 

オランダに来たある外国人が言っていた言葉です。

 

それ、よくわかります。

 

もとい、「食べるために生きてきた」美食のイタリアやフランスに対し、同じヨーロッパでもオランダは「生きるために食べてきた」人たち。

 

ましてや全国津々浦々、ありとあらゆる食文化が根付いている日本人から言わせれば、オランダなんてそれがないに等しい。

 

 

そんなグルメの観点ではちょっぴり残念なオランダですが、先日、スーパー「AH」が毎月発行する冊子に、こんな興味深い記事が掲載されていました。

image

Lekker Lokaal・・・ふむふむ、おいしいローカル・・・とな!?

 

ご当地グルメ紹介できるほどバリエーションなんてあるっけこの国!!??

 

 

ちなみに大事なことなので言っておくと、食材は肉にしても野菜にしてもチーズにしても新鮮で豊富なので、自分で家で作って食う分には全く問題はない。

というか、一番オランダでおいしいものにありつく方法はこれだ。

 

 

少し脱線したけど、次からオランダのおいしい(かどうかわからない)ご当地グルメをご紹介していきます〜

注意:google翻訳の精度がクソだったため、記事の情報のうち90%は何言ってるかわからんった状況でまとめてます。

 

まずはオランダ北部、フローニンゲンとかあるあたりのご当地・マスタードスープ。

image

古くからマスタード作りが盛んだったらしく、自然に生まれたんやろうな。

薫製のぶっといウインナーを具に、生クリームとバターと野菜ブイヨンで味付けした液体にマスタード放り込んだシンプルなスープ。

 

 

次はオランダ東部、アルンヘムあたりのザラメの砂糖まぶしクッキー。

image

なんでこのお菓子がこの地で作られるようになったのかといった背景情報が全く翻訳に載ってこないので結局何もわからないというオチ。

 

なんかレシピの作り方のところを見たら、バタークッキーかなと思いきやレモン1個って書いてあるので案外さっぱり食えそう気もする(食べたことないのであくまで推測だが)

 

 

これは、オランダ南西部・ゼーラントのムール貝の白ワイン蒸し。

image

ここの名物といえばやっぱり牡蠣とこのムール貝。

これは普通に日本人でもうまい言うと思うわ。

 

けど私は貝嫌いやから、こういうたまに来る貴重なグルメ情報ですらついえていくんだけど。

 

 

お次は我らがアイントホーフェンのある北ブラバント州が誇る・ソーセージブレッド。

image

本当はもっとちゃんとしたオランダ語の名前がついてるんだろうけど、要は、ウインナーをパン生地(なのかな?パイ生地??)に包んで焼いているだけのもの。

 

他の地域と比べても、ご当地グルメのくせにお前はインパクトが弱い。弱いぞ。

そんなんで勝てると思うなよ!

 

 

ラスト、オランダ南部・リンブルグあたりのチェリーパイ。

image

これこそ見たまんまやな。

ってかドイツやベルギーにも同じようなのあるやろ。

 

おそらくチェリーの産地でよく取れるから作られるようになったんだと思うんだよね。

(けど、ここがチェリーの産地であることは翻訳からは伺えなかった)

 

はい、以上!!

 

 

え??もう終わり??

ほとんどお菓子とかパンみたいな感じやったで??

 

はい、その印象は正しいです。

オランダなんてこんなもんです。

 

そりゃたまに、「これおいしい!」ってなものもあるけど(例えば日本人が作る(←ここ重要)「スタンポット」とか、新鮮な生ニシンをみじん切りの玉ねぎと一緒にいただく「ハリング」とか)、それは結構、「ナシゴレン」をはじめとする植民地時代のインドネシア料理が元になってたりするわけで、決してオランダ独自のものじゃないんよね。

 

しかもさ、ムール貝の酒蒸しにしても、マスタードスープにしても、オランダ料理って決して手の込んだ料理ではないやん?

それゆえ失敗も少なくてササッと作れていいんだけどさ。ブツブツ・・・・・・

 

 

 

<お花のちょこっと写真館>

 

最近、なぜかお花にハマりだした私。

花の命は短く儚い・・・そんな一期一会の花との出会いを忘れないために写真に撮っとくやで。

 

image

これらは友人からいただいたもの。

サボテンは大小並んで親子を見てるみたいでなんだかかわいいラブ

綺麗な淡いピンク色の花たちは、小さくても十分華やかで殺風景な食卓を華麗に変身させてくれる優れもの。

 

image

ガーベラだけってのもなかなかいいよね。

大好きなビタミンカラーの2色遣い。

見ているだけでなんだか元気になってくるな。

 

image

生まれて初めてこんなに大きな花を活けてみた。

 

いや、嘘言うた。活けてない。

花屋さんですでにセット売りされてたものを花瓶(これまたこんな大きな花を活けたことなんてなかったからわざわざ買いに行った)に入れただけやった。

 

横にボリュームがなくて縦方向に伸びを感じる植物は、その存在感を思う存分発揮しつつ部屋の雰囲気とよく馴染んでくれるから空間演出に非常に有効だということがわかった。

 

 

飯はともかく、たった10€(1200円)やそこらで素敵なインテリアが叶うオランダって最高やな。