オランダ第4の都市であるユトレヒトの歴史は古く、皆さんの頭の片隅には残っているであろうあの「ユトレヒト同盟」が結成された街でもあります。
ドム広場には、ユトレヒト同盟を提唱したオラニエ公ウィレム1世の弟で現在のオランダ王家の父祖とされる、ヤン=ファン=ナッサウの銅像がある(ふーん)
ユトレヒト同盟というのは、1581年7月26日のオランダ建国に至るトリガーとなった最初の出来事。
長年、スペインに支配されていた人々が反旗を翻し、いよいよ独立に向けて立ち上がったまさに「その時歴史が動いた」場所なのです。
そんな濃い歴史をもつユトレヒトは、現在ではミッフィー(※オランダではナインチェ)誕生の地として親しまれており、特に日本人旅行者の間では定番の観光地となっています。
当然、色々と有名すぎるユトレヒトのことを書いたブログは数多あるので、今さら感が否めませんが一応この街の観光地をご紹介〜
オランダ一、背高のっぽの「ドム塔」(てっぺん工事中かよ)。
オランダ最古のゴシック建築の教会「ドム教会」。
柱の中央部に色褪せた壁画が残ってますね。
建設当時はきっと鮮やかで美しかったんでしょうね。
もちろん、ミッフィーのミュージアムも。
そして中は完全に子供向けね。
大人はぜひ、このミュージアム向かいに建つ「セントラルミュージアム」を訪れてみてください。
そこでは、ミッフィーの生みの親が作品作りに勤しんでいた当時の工房を再現した展示なんかがあります。
ちなみに・・・
初期のミッフィーって、初期のミッキーマウスぐらい雰囲気違うな。
そら今のほうがかわいくてよろしい。
そのほか、ミッフィー関連で行くと・・・
この、バイエンコルフ百貨店前にあるレインボー交差点。
信号機の絵表示までがミッフィー(地元の人はそんなところには目もくれずさっそうと渡って行くけど)。
そしてこれはユトレヒトでもここだけ、すなわち、世界で一つだけという点で存在価値が誠に高い交差点である。
もし、ミッフィー好きならここもあわせてどうぞ。
ナインチェ広場。
どこらへんがミッフィーなのかというと、写真中央奥を拡大する。
いた。しかもこの1ぴきだけ。
そして思ったより薄い。
ユトレヒト中央駅を中心に、南にあるミッフィーミュージアムとは対象的に、この残念広場は北のほうにあるので、なかなか観光客を歩かせる配置になっています(いうて南北十分歩ける距離ですが)
最後に、ここ限定のミッフィークッキー(1000円ぐらいする汗)が買えるお菓子屋さんもご紹介
店内は、焼き菓子、チョコレート、ケーキ、魅力的なラインナップにうっとり。
そしてオルゴールミュージアム、ここはよかった。
ミュージアムパス持ってたら無料やし。
日本語のパンフレットもあって、かつ、学芸員さんによる解説ではオランダ語で喋ったあと、英語でもしてくれるのでありがたい。
普段は聞けないさまざまなストリートオルガンの音色が楽しめます。
ユトレヒト駅と接続しているショッピングモールは面白い外観をしていました。
ヨーロッパって、こんな狭い通りにもちゃんとストリート名が付いていて驚き。
だから日本みたいに番地の一個下の数字(2番地4号←これ)が住所にないんだろうね。
ここまで細かく通りの名前が設定されていたら必要ないわ。
こういう風景は少しアムステルダムを彷彿させますよね。
土曜日はマーケットが開催されていて、かなり賑わっていました。
こんな素敵なお花たちが安い価格で手に入るのもオランダの魅力です。
あー、私も殺風景な家を綺麗なお花で彩りたいけど、日本にいるときも今でも、相変わらず狭い家に住んでるから置くところなくて結局諦めるんよな。
観光の最後に・・・ごはん♩
オランダ語のメニューしかなくて、仕方なくグーグル翻訳し「エクストリーム・サラダ」とかいうもん注文して出てきたのがこちら。
もはやサラダちゃうやんけ。
オランダのエクストリーム・サラダはどうやらパンがメインになるらしい。
他にも、「鉄道博物館」やバスで45分揺られたところに「デ・ハール城」というなかなかいい感じのお城があり、次回はそこにも行ってみたいなあ。
古き良きユトレヒト。
全部歩いて回れるコンパクトな街の中にぎゅっといろんなものが詰まってる。
日本からはるばるきてくれた友達には感謝
またにー!!