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オランダの紅茶たち。

 

オランダの各スーパーでは、分厚くて全編オールカラーのしっかりとした情報誌が入り口などに置いてあり、読みたければタダで持って帰れます。
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こちらは、スーパーJUMBOが毎月発行している「Hallo」という食に関する情報誌。

その中身は主に新商品の宣伝や広告のほか、オランダの食べ物にまつわるちょっとした知識が満載で、外の世界の情報が一切入ってこない我々専業主婦には大変ありがたい存在なのです。
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その中でも、今月はなにやらお茶の種類について特集されており、コーヒーより紅茶派の私は興味津々。

オランダのスーパーにはたくさんのteaが売られていて、いつもどれを買おうが迷ってしまうほど。
おいしくて香りもよくて、それでいて安い。

そんなteaだから食後の一杯がとても心地いいのだ。


話を戻して・・・ふむふむ。
この雑誌によると、オランダの"tea"は大きく分けて6種類あるそう。
ウーロン茶、緑茶、フルーツフレーバーティー、ハーブティー、黒茶、白茶とな。

見たことある名前が並んでるけど、ところで最後の2つ、黒茶と白茶ってなんぞや?

調べてみると、どちらも中国のお茶だそう。
以下、ウィキペディアより一部抜粋。

・黒茶(こくちゃ)
 中国茶のうち、麹菌により数ヶ月以上発酵させる後発酵製法により作られる茶をいう。プーアル茶など。 

・白茶(はくちゃ)
 主に中国の福建省で生産されている中国茶。製法(発酵度)による中国茶の分類(六大茶類)の一つである。弱発酵茶。

・・・ふーん。まあ中国のお茶なんやな(雑)
それはいいとして、じゃあこの6種類がそれぞれどんなお料理に合うのか、雑誌の中をのぞいてみましょう。

★Zwart(黒茶)
最も際立った味のするお茶。
燻製肉やスモークサーモン、カレーのようなスパイシーな料理など、赤ワインに合う料理ならこの黒茶が◎。

★Wit(白茶)
ご飯ものやホワイトソースのパスタなど、柔らかく繊細な味つけの料理に最適。
ただ、風味が強くなくて淡白なので甘い味の料理の時に白茶を合わせるのはやめておきましょう。
お茶が負けてしまうので。

★Oolong(ウーロン茶)
緑茶と黒茶の間ぐらいで複雑な味わいのするお茶。
優しい味のシーフード料理に最適。
黒ウーロンなら七面鳥などの鶏肉と合わせても。

★Groen(緑茶)
白ワインに合う料理なら緑茶でもだいたいOK。
ご飯ものや野菜を使った一品にぴったり。
ただし、スパイシーな鶏料理や魚料理には合いません。

★Fruit(フルーツフレーバーティー)
スイーツと一緒にどうぞ。
↑定番のアップルやレモンティー、いちご、オレンジ、ブルーベリー、さらにはキウイ、パッションフルーツまで、日本ではなかなかお目にかかれないレアな種類もあってお土産におすすめ

★Kruiden(ハーブティー)
カフェイン少なめがいい人にはこの種類がおすすめ。
・Muntthee(ミントティー)はチョコレートと相性◎、中東の料理やフルーツサラダにも。
・Saliethee(セージティー)は、豚肉を使った濃い(重たい、ドスッとくるような)料理と一緒にどうぞ。
・Rooibosthee(ルイボスティー)は、赤身肉やアスパラガス&サーモンのような濃厚な味のする料理にぴったり。←赤身肉とかアスパラサーモンってそんなに強い味するっけ?
・Cinnamonthee(シナモンティー)は、カレーのようなスパイシーな料理に合わせてみて。
・Kamillethee(カモミールティー)は、マイルドな味の魚料理にどうぞ。


とまあ、どれだけ翻訳があってるかわからないですが、こんな感じです。
個人的には、これでスーパーに数多あるお茶の種類の整理がざっとできて満足。



<本日の一枚>
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アイントホーフェン市の情報誌といえばこちら。
タイトルの「LICHT」は英語で「LIGHT」のことで、その昔、フィリップスによる電球の生産でこの町が有名だったところから来ています。

2018年が終わったところで、アイントホーフェンにある「なんでもベスト〇〇」が取り上げられていました。
ベストパン屋さん、ベストワイナリー、ベストスポーツショップなど、数あるなかで目に止まったのがこちら。
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日本食レストランにおける第一位は「さかな」でした!
私がこれを見てどう思ったかはみなさんの想像にお任せします笑

ついでに、今まさに通ってる語学学校(una paloma blanca)も表彰されていました。
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学長Paul、よかったね(会ったことないけど)。