※2019年6月現在、品揃えが変化してきていますので、一部商品がないこともあります。
外務省の情報によると、アイントホーフェンには2016年時点で180人もの日本人が住んでいるらしい。
思ったより多いぞ。意外や意外。
日本人ってどこでもいるんだなあ(゚∇゚ ;)
その日本人全員がおそらくお世話になっているだろうスーパーが、アジア系の食材ならおまかせ☆オランダでチェーン展開する「東方行 Amazing Oriental」(住所:Langdonkenstraat 7, 5616 PN Eindhoven)
この間、端から端までじぃっくり見て回る機会があったので、日本食材をチェックしてきました!
どんなものが売られていて逆に何がないのか、特にこれから渡航する人は知りたいところですよね?
具体的にどんなものが売られているのかをレポートしたいと思います!
中には怪しいパッケージのものもあるので、「確実に日本で生産されたもの」「日本以外で生産されたもの」「どこから来たかわからないけれどモノ自体は日本人がよく使うもの」の三つに分けてご紹介します。
※2018年6月現在(赤字は2019年6月追記)
<確実に日本で生産されたもの>
◉調味料
・キッコーマン しょうゆ・・・1ℓ 5,95€(約779円)
・キッコーマン 減塩醤油・・・同上
・キッコーマン たまり醤油 ・・・250㎖ 3 ,79€(約496円)
・マルキン 減塩醤油・・・1ℓ 5,39€(約706円)
・メーカー未確認 九州醤油
→関西人は残念!薄口醤油はありません!
・日の出 本みりん・・・600㎖ 4,35€(約569円) ←この本みりんは2019年6月現在入ってきていません
・マルキン みりん風調味料・・・500㎖ 4,49€(約588円)
・ミツカン 穀物酢・・・500㎖ 3.75€ (約491円)
・内堀醸造 穀物酢 ・・・500㎖ 2.65€(約347円)
→アルバート・ハインXL(アルバートの郊外型大型店)で、内堀醸造の米酢およびすし酢(500㎖1.65€)を発見。地域最安値と思われる。 ←2019年6月現在、店頭から無くなっています泣
・HIKARI 信州あわせ味噌・・・1kg 2.99€(約391円)
・マルマン 信州ほんづくり・・・500g 4,49€(約588円)
・メーカー未確認 有機みそ・・・500g 4,45€(約582円)
・カドヤ ごま油・・・327㎖ 6.79€(約889円)
→ただし普通のスーパー(アルバート・ハイン)でも買える
・ミツカン 味ぽん・・・360㎖ 4,50€(約589円)
・内堀醸造 かつおだし入りゆずポン・・・360㎖ 4,85€(約635円)
・にんべん そば&そうめんつゆ(ストレート)・・・400㎖
・ヤマキ そうめんつゆ (ストレート)・・・500㎖ 5,45€(約713円)
→にんべんの価格は覚えていないが、その場で計算したらにんべんのほうがお得であったことは確か
・にんべん そばつゆ ・・・300㎖ 4,50€(約589円)
・イチビキ てんつゆ・・・300㎖ 4,99€(約653円)
・桃屋 キムチの素・・・450g 7€弱(約917円)
・イチミツボシ うなぎかばやきのたれ・・・120g 2.29€(約299円)
・マルキン すきやきのたれ・・・400㎖ 4,89€(約640円)
・キッコーマン てりやきのたれ・・・250㎖ 3 ,39€(約444円)
・盛田 化学調味料無添加てりやきのたれ・・・185g 3,50€(約458円)
・エバラ やきとりのたれ・・・240g 3,50€(約458円)
・オタフクソース・・・200g 2,69€(約352円)
・ブルドッグ とんかつソース・・・300㎖ 3,39€(約444円)
・ブルドッグ ウスターソース・・・170㎖ 2,39€(約313円)
→こんなミニサイズ売ってんのかよって思うぐらい小さい。オタフクソースはパッケージにお好み焼き4枚分と記載あり。
・盛田 十二段家 ごまだれ・・・205g 5,75€(約753円)
・キューピー 焙煎ごまどれ/和風ドレッシング・・・210㎖ 4,79€(約627円)
・ハウス ラー油・・・31g 2,50€(約330円)
・ハグルマ ゆず絞り汁・・・70㎖ 8,95€(約1,172円)
・チューブわさびをはじめ、わさび味にした加工食品など・・・価格未チェック
→これは明らかにすしの影響。わさびが苦手な私はそんなにわさびばっかりバリエーションいらねえよとしか思わない。
・S&B ゆずの粉末・・・4,5g 4,25€(約556円)
・S&B 七味唐辛子・・・15g 1,95 €(約255円)
・S&B 山椒・・・12g 4,99€ (約576円)
・ハウス こくまろ・・・一箱2.95€(約386円)
・ハウス ゴールデンカレー・・・一箱4.49€(約588円)
◉乾物
・大関 巻き寿司用のり 風味一番 10枚 3,75€(約491円)
・メーカー不明 だし昆布・・・30g 3,49€(約457円)
・メーカー不明 カットわかめ(中国産)・・・20g 1,49€(約344円)
・メーカー不明 カットわかめ(韓国産)・・・20g 0.99€(約228円)
→国産のわかめは残念ながらなかった
・煎茶、ほうじ茶、玄米茶・・・100g 4€弱(約524円)
→ただし、無農薬ではない
・大阪ぎょくろえん グリーンティー・・・150g 5,25€(約687円)
・マルトモ だしの素・・・100袋入り(1kg) 12,95€(約1703円)
→ただし、無添加なんて気の利いたものはない
・メーカー未確認 かつおぶし
◉粉類
・日清 唐揚げ粉・・・80g 1,79€(約234円)
・昭和産業 天ぷら粉・・・700g 3.69€(約483円)
→薄力粉はないのにこれはあるという不思議。昨今の日本食ブームの高まりを受け、すし、天ぷらなど、外国人がよく知っている日本食に用いられるものであれば、すし酢やがりといった一見ニッチそうに見えるものもあったりする。
◉インスタント食品・乾麺・冷凍品
・メーカー不明 インスタント味噌汁
・日清 ラ王・・・5袋入り 6,95€(約910円)
・日清 ラーメン屋さん・・・5袋入り 4,95€(約648円)
・日清 チキンラーメン・・・5袋入り 6,95€(約910円)
・播州素麺 友白髪
・東亜食品 白鷺の華ざるうどん
→価格は覚えていませんが、売られている中では一番コスパがよかった
・五木 やまいも入りそば・・・390g 5,75€(約753円)
・日清冷凍うどん・・・5玉 4€弱(約524円)
・【NEW】手羽先・・・16€、メーカー未確認 最近、なくなってた・・・
・【NEW】味の素 ギョーザ・・・価格未確認
◉その他
・メーカー未確認 うめぼし(中国産)・・・100g 2,95€(約386円)
・桃屋 ごはんですよ・・・180g 4,50€(約589円)
・【NEW】油揚げ・・・2€ぐらいだったかと
・【NEW】板こんにゃく・・・価格未確認
◉酒類
・月桂冠・・・1,5ℓ 15.50 €(約2,030円)
・白鶴・・・720㎖ 13,95€(約1827円)
・チョーヤ梅酒・・・750㎖ 9.95€(約1,303円)
・アサヒスーパードライ
→具体額は覚えていないが、日本より安いという衝撃の事実。どうして逆転するのか、貿易に強い人がいたら教えてください。
<日本以外で生産されたもの>
・中国産 豆腐・・・日本と同じサイズで1.19€〜(約155円)
→私は「不含防腐剤」と書いてあるものをチョイスしている
・中国産 干ししいたけ・・・500g 10€弱(約1,310円)
→2005年、2008年、食品安全なんちゃらとかいう国際基準をみたしています!とかいう中国語が書かれていたが、それ以降は?
・スペイン産など、日本米・・・10kg 20€弱(約2,620円)
→意外に安い日本米。「SUSHI RICE」の名前で多数メーカーあり。ただし、軟水で炊こうが一晩水につけておこうが日本のおいしい米と比べると炊きあがりの味は劣る(けれど合格点は出せるレベル)。日本と同水準の米を狙うならこちらが確実かと・・・→三五八屋(https://www.3588.eu)
・【NEW】ゆめにしき・・・10kg 30€
→欧州産コシヒカリきたーーーーー!!!わが町、アイントホーフェンでもついにコシヒカリが!!!他のコメより10€も高いけどこれがやっぱ一番おいし〜!!
・台湾産 胡麻・・・100g 2.5€(約327円)
すりごまではない。黒ごまもあり。
・李錦記 辣豆板醤・・・368g 2.6€(約340円)
→日本でもおなじみの李錦記シリーズの中国版。辛さもそこまでなのでこれは買って正解。それにしても、中華系食材の品数の多いこと多いこと。それに日本食材と比べて一気に価格も安くなるから、中国の人はさぞかし生活しやすかろう。
・出前一丁 各味・・・一袋 0.50€(約65円)
→香港工場にて製造。日清ラ王と比べて圧倒的に安い。
・うどん、そば、そうめん、ラーメンの麺・・・価格は覚えていない
→オーストラリア産。しかもオーガニック。なんやこれ。
・Orchids パン粉・・・360g 3,95€
→ネットで検索してもこのメーカーは出てこなかったし、韓国食材の棚に置かれていたのでおそらく韓国か来たものだと思われる。でもパッケージはオモテウラ見事なまでに日本語で書いてある。なんやこれ。
・メーカー不明 たくあん(中国産)・・・500g 2,25€(約294円)
・特選ごぼう・・・見た目はバリバリ日本のスーパーで売ってそうなのに、最近になって、パッケージに非常に小さい文字で中国産と書かれるようになり、ショックを受けました。っていうか、ごぼうって中国でも食べられているのね。
<どこから来たかわからないけれどモノ自体は日本人がよく使うもの>
・オクラ、ほうれん草、小松菜、青梗菜、ニラ、空芯菜、菊名、里芋、大根、白菜、キャベツ、もやし、さつまいも(赤字は加筆・修正)
→でもニラ・空芯菜・菊名はここでしか手に入らないから、どこ産なのか、残留農薬がどれぐらいなのかとか気にしている場合ではないという悲しい現実。そして青梗菜・里芋・白菜・キャベツ・もやしはアイントホーフェン駅前のアルバート・ハインにもありました!青梗菜は安心のオランダ産ということを確認済み。
ここには書ききれていませんが、今ご紹介したもの以外ももちろんあります!
私が日本にいた時によく使っていたものを中心に記述しているので、偏りがあったり、人によってはなんでこれの情報がないの?(たとえば小さいお子さんがいる家庭ならおやつ情報とか)という部分もあるかもしれません。
新たな情報が入れば書き足していって、少しでもお役に立てるように発信していきますね。
アジアンスーパーをみた感想ですが、全体的に、中国食品と東南アジアの食材多すぎて日本食品この区画だけで〜す。という肩身の狭さにショック。当然、選択肢は少ないし、その制約の中でなんとか毎日工夫をしてお料理されている方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、こんなスーパーでもないよりは絶対いいので、今後も日本の一般家庭になるべく即した食材をリーズナブルに仕入れてほしいと願うばかりです。