Fund Controller が日本食やカクテルを愛でたりするブログ -3ページ目

Fund Controller が日本食やカクテルを愛でたりするブログ

資産運用会社のバックオフィスに勤めるアラサー男が、日本食を探究したり、カクテルを楽しんだりしていくブログです。たまに仕事や金融等の雑談もしたりします。

さて、書評記事の第3弾ですビックリマーク

今回の本は、

必携デリバティブ・ドキュメンテーション
デリバティブ取引の契約書解説と実務


の「基本契約書編」と「担保・個別契約書編」の2冊セットです!!

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1. 本の概要

金融機関(銀行・証券会社等)同士、
あるいは金融機関と投資運用会社や事業法人がOTCの(=非上場の)デリバティブ取引を開始する際には、
ISDA Master Agreement
CSAという契約書を締結するのが一般的です。
本書は、このISDA Master AgreementとCSAの内容を解説し、
かつ、契約書の締結や管理の実務についても述べられております。


……と、いきなり専門用語が飛び交ってしまいましたので、
一つずつご説明を加えていきたいと思いますあせる


(デリバティブ)

まず、デリバティブとは、「金融派生商品」のことで、
ざっくり言いますと、普通に株や債券を売り買いする以外の金融取引のことです。

例えば、典型的なデリバティブの一つに、
先物取引と呼ばれる種類の取引がございます。
これは、「特定の期日にある商品をあらかじめ決められた価格で買う、あるいは売る」という内容の取引です。

「4/30にトウモロコシ100tを200万円で買う」

という契約を結んだ場合、
4/30のトウモロコシの実際の価格が100tで210万円だったときは、

「10万円安く仕入れることが出来てハッピーニコニコ

あるいは

「転売して10万円儲けてやったぜべーっだ!

という結果になります。

(「先物取引」というと何やら危険だというイメージを持っている方も多くいらっしゃるかと思いますが、
本来、前者のように、仕入対象の値動きを避けて安定的に仕入れを行うための取引で、危険とは真逆の存在だった筈です)

これはデリバティブのほんの一例ですが、
人間の知恵と工夫次第で商品が無限に開発されうるのが、
デリバティブの奥深くて面白いところだと私は思っております音譜


(ISDA Master Agreement)

次に、ISDA Master Agreementです。
ISDAとは、「International Swaps and Derivatives Association」の略語でして、
デリバティブ取引業者の世界的な業界団体でございます。
Master Agreementとは、「包括契約書」のことで、
これから同じ相手と何度も似たような取引を行おうとする際に、
全ての取引に共通する事項をまとめた契約書でございます。
以上をまとめますと、ISDA Master Agreementとは、
ISDAが雛形を作成したデリバティブ取引の包括契約書、ということになります。

これからデリバティブ取引をたくさん行うけど、
その全てにいちいち契約書を作っていたら大変なので、
最初に一つの契約書だけにまとめてしまおう。
そして、デリバティブ取引は複雑だから自分でその契約書を作るのは骨が折れるので、
ISDAが既に作っている雛形をそのまま使ってしまおう。
要するに、こういうことです。

実際に、ISDA Master Agreementは、
国際機関でも何でもない一民間団体が作った雛形でありながら、
金融業界で広く用いられ、事実上のスタンダードとなっております。
(なお、ISDAが作成した雛形を使用する場合には、
著作権の関係で、ISDAから直接その雛形を購入しなければなりません)



(CSA)

最後に、CSAとは、「Credit Support Annex」の略語でして、
デリバティブ取引に付随する担保のやり取りについて定めた契約書のことです。
これも、ISDAが雛形を作成しておりまして、
デリバティブ取引を開始する際には、
Master Agreementに加えて、このCSAも締結するのが金融業界の常識となっております。

デリバティブ取引は損失が莫大になる危険も孕んだ商品ですので、
あらかじめ担保を徴収しておくのは非常に重要なこととなってきます。
ですので、CSAがデリバティブ取引に於いて果たす役割はとても大きい、
ということになります。
担保のやり取りについてしっかりと決めておくことで、
デリバティブの健全な発展に貢献しているわけですからね。


(今回は長くなりますので、記事を2分割に致します)
今回は、日記というよりかは、
思い出話みたいなものをお話ししたいと思います。


皆様は、「クエ」という魚はご存知でしょうかはてなマーク


クエ
※画像はサンプルです。


大型の白身魚で、普通に高級食材の一つです。
ハタの完全上位互換、といった食材のようです。
東京ではあまり馴染みがありませんが、
九州や四国の方では有名な高級魚らしいです。
実際に私も、徳島出身の女性に、クエの存在を教えてもらいました。
ちなみに旬は冬だそうです。


それでですね、そのクエなんですが、
3年前のお正月に食べたことがあるんですよニコニコ

その年(の前年)は、
人生初の一人暮らしを始めておりまして、
「お正月に実家に帰る」というのが初めてのことだったんですよ
(とはいえ、住んでいたのが埼玉の大宮で、実家が東京の埼玉寄りのところですから、
Door to Doorで1時間ちょっとで帰れたのですがあせる)。
ですので、折角なので何か「お土産」的なものを引っ提げて行きたいと、
考えたわけです。

そんな折、前述の女性(うんまぁ、ぶっちゃけ元カノですけどむっ)からクエのことを聞きまして、
これだビックリマーク
と思い、通販で注文して実家宛てに送ったんですよ。

かくして、三が日の2日目の夜に、
実家の食卓にクエ鍋が並ぶ運びに相成りました。


クエ鍋
※画像はサンプルです。


食べてみての感想は、
「まさに鍋になるために神が創りし魚だなにひひ
というものでした。

同じ「鍋用の白身魚」ということで、タラを想像してみて下さい。
タラの場合ですと、お玉で取り皿にすくった後に箸で掴もうとするとき、
油断すると身がボロボロと崩れてしまいますよね?えっ

でも、クエにはそんなことが一切ございませんでした音譜
ゼラチン質のような良質な脂が身の結合をしっかりと繋ぎ止めているため、
全く身崩れすることなく、口へと運ぶことが出来ます。
それでいて、その脂が舌から喉へと走り抜けて行きますので、
「トゥルトゥル」な食感を存分に味わうことが出来ます。
しかも、その脂にはクセや臭味がありませんので、
淡白でいてこってりという、得も言われぬ味わいが口の中に広がります。


……と、ここまで散々褒めちぎってきましたが、
私個人的には、普通にマグロの大トロやサーモンの方が好きだなぁ、
といった心境でしたあせる
(どちらも、元日におせち料理と一緒に食卓に並んでいました)。
当時の私の舌はまだまだ子供でしたので、
シンプルに濃厚な魚の方を好んだのでしょう得意げ

でも、父親はすごく気に入ったようでした。
翌日に父親と車で出掛けたのですが(お酒の買出しだったかな?)、
その車内で父が言った、

「あれは美味かったわ。ありがとう」


という言葉が、今でも私の記憶の片隅に残り続けておりますキラキラ

私の父親は、非常に偏屈な人間でして、
生まれてからそれまで、褒められたりお礼を言われたりした記憶がありませんでした。

その父からの賞賛と感謝の言葉でしたので、
とても印象に残っているのでございます。


今思い返してみましても、
食というのは人間の幸せの根幹なんだなぁ、とつくづく思います。
本当に美味しい食材の力は、あの偏屈な父の心さえ揺り動かすのですからにひひ

翻しますと、美味しい日本食を食べることに対して非常に大きな制約を課せられていたシンガポールでの2年間は、
それはそれは泣き出したくなるぐらい辛かったですよしょぼん
(ていうか、実際に何度か泣きました)

ですが、それもあと一か月足らずで終わりです。
帰国後は、日本食への愛と感謝の気持ちを忘れずに、
思う存分「日本人」を楽しみたいと思います!!アップアップアップ


私の日本食への探究心の原点は、父親からの言葉にあり。
今回はそんな感じのお話でございました。
ご閲読有難うございましたビックリマーク

前回の『ファンドマネジメントのすべて』 に続きまして、
金融実務書の書評、第2弾ですビックリマーク

本自体はそれなりの冊数を読了しているのですが、
なかなかそれを書評に出来ずに現在に至りますあせる
書評を書くって、これが結構難しいんですよね。
特に、専門書の内容について専門外の方も意識しながら言及するというのは。

……と、言い訳はここまでしておきまして、
早速今回の本のタイトルをば。


証券決済システムのすべて

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でございます。



1. 本の概要

皆様は、通販はお好きでしょうかはてなマーク

通販って、当たり前ですが、注文した瞬間に商品が手に入ったり、
お金が財布や銀行口座から出て行ったりはしませんよね?
コンビニやスーパーで買い物をするのとは違って、
「注文、即、物とお金の交換」ではなく
「注文→取引成立→物とお金の受渡し」というプロセスを辿ります。

本書は、証券取引における、「物とお金の受渡し」(=決済、Settlement)のシステムについて詳細に解説した、日本で(多分)唯一の書籍でございます。
証券の取引には以下のような特徴がありますので、その決済は、かなり大掛かりで装置的な構造となっております。

①証券はかなりの部分が電子化されているため、実際に物体は動かず、全て電子的なデータとして管理しなければなりません。

②単純に買う側と売る側の2者だけで終わらず、多数の当事者が存在します。注文を出す個人顧客や機関投資家、取引の仲介を行う証券会社、売買を執行する証券取引所、証券の保管を行う信託銀行、等々、かなりの数の登場人物が出て来ます。

③一日に大量の注文が発生し、かつ、証券を買うだけでなく売る注文も存在します。そのため、「買いが100,000件、売りが50,000件で合計150,000件のデータ」とそのまま扱うのでは なく、「相殺して買いだけの50,000件のデータ」と清算(clearing)する必要があります。

以上のような背景より、証券決済には巨大なインフラが用意されているわけですが、
『証券決済システムのすべて』は、その複雑怪奇なインフラについて詳しく説明してくれているのでございます。


2. 本の特徴

まず、「証券決済システムについて解説された唯一の専門書である」こと。
これが一番だと思います。

著者(のお一人)である中島真志先生は、新卒で日本銀行にご入行されて金融決済システムの調査・研究に長年ご従事され、証券決済システムのグローバル・スタンダードの作成にもご尽力されました。その後、アカデミックな世界に身を移し、大学で「決済」のご研究をされていらっしゃいます。経済学の博士号もお持ちのようです。

こんな凄い経歴をお持ちで、かつ、金融の決済システムに特化されていらっしゃる方は、他にはいらっしゃらないと思います。
ですので、本書は、
証券決済システムという証券や投資業務に従事する者ならば誰もが関わりうる領域の解説書でありながら、
中島先生以外には絶対に書くことが出来ないものとなっている、と言えるでしょう。

次に、日本の証券決済システムだけでなく、
米国や欧州のシステムも解説されている点も特徴的です。

日本の現物株だけで運用しているのでは勝率が芳しくない、
というのが現在の投資業界の正直なところ(だそう)です。
ですので、海外の株式や債券を扱うというのは機関投資家にとっては当たり前のことでして、その決済システムについても、バックオフィスは当然に把握している必要があるわけです。

すなわち、日本のシステムだけが説明されているだけでは実務上全然足りないのですガーン
その点、本書は、『すべて』の名の通り、実務上重要な海外証券の決済システムにも解説がございます

(というか、こちらの方が中心だったりしますにひひ)。


3. 本の対象者

主に以下の2通りが考えられます。

①証券会社の決済部門に配属された方、あるいは配属予定の方

これは当たり前ですね。
朝から晩まで「証券決済システム」に触れて仕事をすることになるわけですから。

実際に、私の元同僚に、某銀行系の証券会社の決済部門に転職した方がいるのですが、
入社後すぐに『証券決済システムのすべて』を読まされたと言っておりました。

ちなみに、その元同僚いわく、証券決済というのは、かなり「美味しい」職種であるとの事ですショック!

私も、それに同意いたします得意げ
まず、勤務時間がそこまで長くないのに、給料はそこそこ高いです(30歳で年収600万円は当たり前の世界)。仕事の内容も、事務職ですので、営業職や接客業について回る対顧客の嫌~なストレスもありません。また、証券会社には必ず決済部門があり、かつ、仕事の内容は会社が違っても変わりませんから、経験さえあれば常に求人にありつける職種です。それでいて、いわゆる一般職の女性が就くことが多い仕事のため、専門的な仕事でありながら長期間に渡って従事してきた人間が少なく、人材の供給が慢性的に不足しているそうです。

……少々話が脇道に反れてしまいました。申し訳ございません。

②証券会社へ注文を出す側(Buy-Side)のバックオフィスに所属している方

私自身がこれに該当いたします。

実際に決済を行うのは証券会社の方ですので、
普段は証券決済システムについては一切関わりを持ちません。

ただ、時々証券会社から「お客様がご注文された株式(または債券)の受渡しに失敗しそうです」という連絡が来ることがあります。
その際、『証券決済システムのすべて』に載っている専門用語くらいは知りませんと、無駄にあたふたあせるすることになると思います。

実際にあったケースなのですが、海外債券の決済が上手くいかずに証券会社から連絡を頂いたのですが、その内容を要約しますと、

「DTCでの決済の指示が出ているようでございます。ECでの決済に修正して下さい」

というようなものでした。
DTCが米国の決済機関でECが欧州の決済機関、ということ事前に本書を読んでいて知っていたおかげで、本件は冷静に対処することが出来ました音譜

教訓。いきなり専門用語が飛んできてもビビらないように、自分の仕事に関連する本であれば、たとえ直接は関係無くとも手広く読んでおきましょう。


今回は以上です。
ご閲読有難うございました!!



結構前のことになってしまいますが、去る1月の下旬に1週間ほど休暇を取りまして、東京の実家へ一時帰国を致しました。

シンガポールで暮らすようになって日本食の素晴らしさに改めて気付かされた私としましては、日本へ足を踏み入れることは、まさに千載一遇の好機でした。折角なので日本食の経験値を一段階引き上げたいなぁ、と考えたのでございます。

具体的には、Amazonで日本の“珍味”をたくさん購入して実家宛てに配送し、1週間かけて食べ尽くしました。


今回は、そうした“珍味”の中でも、私が特に気に入った2つをご紹介したいと思いますビックリマーク





①サーモンの塩辛



サーモン塩辛(瓶) サーモン塩辛



イカの塩辛は巷に溢れていますが、サーモンの塩辛は初めて見ました。

サーモンも(イカの)塩辛も大好物な私は、速攻で「カートに入れる」ボタンをクリックして、購入を決定しちゃいましたよニコニコ


さて、「サーモン」と「塩辛」、どちらも単体だけでおかずや肴のメインを張れる食材です。
それだけに、食べる前は、
「大好物の2品だから、どんな素晴らしい化学反応をしてくれるのだろうかはてなマーク
「それとも、個性がぶつかり合ってお互いの良さを殺してしまうのかはてなマーク
という、期待と不安が半々の心境でございました。


しかしながら、食べた結果としては、“期待”の方だけが叶うこととなりましたにひひ



まず、サーモンだけでなく、イクラも中に入っておりまして、コイツがなかなかに良い仕事をしてくれました。

サーモン、イクラ、そして塩辛、それぞれの旨味が融合し、とても濃厚でクリーミーな味わいに仕上がっておりました。

また、塩辛の臭みは上手く抑制されておりまいた。

総じて、若い人は好きな味だなぁ、と感じました。

27歳はまだ若いと信じたいシラー


さらに、イカの塩辛と比較しますと、塩味の強いイカの塩辛は、白米や日本酒等と一緒に口にすることでその真価を発揮すると言えますが、
サーモンの塩辛の方は、鮭とイクラの甘みが上手い具合に塩味を中和しますので、単独でもパクパクいける食材となっておりました。

また、当然、イカよりもサーモンの方が身がしっかりとしておりますので、食べ応えという点でも、サーモンの方に軍配が上がると言えるでしょう。

いぶし銀のイカ、花形のサーモン。そんな印象でございました。



②あん肝の酒蒸し



あんきも酒蒸し(瓶) あんきも酒蒸し



私、あん肝も大好物なんですよ。


寿司屋に行って、あん肝の軍艦巻きがあったら、必ずと言っていいほど注文してしまいます。

あの滑らかな口当たりと舌の上で広がる柔らかな旨味が大好きなんです!!


そんな私ですから、「珍味」とAmazonで検索してこの「あんきも酒蒸し」がヒットした際は、当然迷うこと無く「カートに入れる」をクリックしましたよアップ



さて、食べた感想ですが、お酒という液体に浸されて身の結合が強まるからでしょうか、あん肝よりもさらに口当たりが滑らかとなっておりました。

口に運ぶ時に前歯で身を切る時、

奥歯で咀嚼しながら舌の上で身を広げる時、

咀嚼を終えて飲み込む際に身が喉を通る時、
とても心地の良いまろやかな食感を味わうことが出来ました。



シンガポールで少しだけフォアグラを食べたことがあるのですが、それに少し似ているなぁと思いました。
ただ、フォアグラは結構しつこい味だったのですが、あんきも酒蒸しはそんなにしつこくはなく、比較的さっぱりとしておりました。


また、酒蒸しにしていることで肝特有の臭みが消えているのも好ポイントでしたニコニコ



私と同じようにあん肝が好きだという方は、是非ともこの酒蒸しも試してみてはいかがでしょうかはてなマークべーっだ!






……それにしましても、この時代、日本に住んでさえいましたら、やろうと思えば通販であらゆる日本食が味わえそうですねぇニコニコ

自宅に居ながらにして、日本全国津々浦々の食材を探訪することができますよ。

やはり、1か月後の本帰国が、楽しみで楽しみで仕方がありません

アップアップアップアップアップ






以下は、実家で飼っている犬の画像です
コイツらに会えるのも一時帰国の楽しみですラブラブ!


両方とも、こう見えて、齢10歳超のおじいちゃん犬だったりします。


これからも元気に長生きしてくれるといいのですがあせる




ラッキー ナナ



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今私が勤めている会社では、半年に1回、半期の個人目標を4つくらい決めなければいけません。
私は事務方の人間ですので、売上や収益といった数値目標を出すのが非常に難しく、「○○という新システムを導入する」、「△△さんから債券ファンドの計理業務を引き継ぐ」といった、個別の業務に沿った目標を設定することがほとんどです。

それはさておきまして、今私が設定している目標の中に、「金融実務書を読み込んで、書評を会社に提出する」というものがございます。
そして、今し方、その第1弾の書評を書き終えましたキラキラ

……んで、折角そこそこの長文を書いたのですから、ただ会社に提出するだけだと勿体無いなぁと思ったんです。つまり、ちょこっと手直ししてこのブログに載せちゃおうかなぁ、と考えたんです。
始めたばかりの当ブログにあっては、何よりも記事数を稼ぐのが大事(といっても、つぶやきのような内容の無い文章ではダメですが)。枯れ木も山の賑わいということで、折角書いた書評を、ここに載せることにしちゃいましたビックリマーク
う~ん、我ながら貧乏性ですねぇあせる

基本的には、私の自己満足が目的ですが、万が一億が一、同業のビジネスマンや就活中の学生さんにとって有益な情報になりましたら、この上ない幸福でございます!!ニコニコ

さて、前置きはここまでにしておきまして、まずは今回読んだ本のタイトルから。

ファンドマネジメントのすべて 資産運用会社の経営と実務

ファンドマネジメントのすべて―資産運用会社の経営と実務/三好 秀和
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でございます。

1. 本の概要 

本書は、そのサブタイトル通り、資産運用会社の経営と実務について概説的に説明した書籍でございます。本の構成も、経営、実務の2部で構成されています。
第1部では、資産運用会社の経営課題(ビジネスモデル、人材マネジメント)について簡単に説明されております。資産運用会社の収入が投資顧問料と投資信託収入の2つに大別されること、一般的な日本企業とは違い資産運用会社は職種別に人材を採用・育成する傾向にあること(外資系は勿論、国内系であっても)、等の事実が述べられています。
第2部では、資産運用会社の実務について、フロント業務、ミドル業務、バック業務に分けて広範に説明がされております。コラムとして、各業務において経験豊富な実務家に著者がインタビューを行っている箇所があり、非常に興味深い言及がいくつもなされています。

なお、著者の三好秀和氏は、立命館大学大学院の経営管理研究科の教授でして、ご専門はパーソナルファイナンス、金融リテール戦略論、証券市場システム論との事です。資産運用業界等のキャリアもお持ちで、アカデミックな世界にズブズブという方ではないようです。

2. 本の効用(どういう人が読むべき本なのか?)


本書は、資産運用業界を志望する学生や、資産運用会社に就職して数年程度の若手にとって、業界の仕組みや全体像を把握するのに最高の書籍であると感じました。といいますのも、「第2部 資産運用会社の実務」で、資産運用会社の業務全体が本当に幅広くカバーされているからでございます。
例えば、「ファンドマネージャーとトレーダーとの違いって?」、「アナリスト・エコノミスト・ストラテジストって、どう違うの?」、「そもそもミドル・オフィスって何?」といった、資産運用会社の基本的な組織論でありながら、資産運用業界の経験が浅い(あるいは未経験)の人が疑問を抱きがちだと思われる事項を、整理することが出来ます。
また、現在私が携わっているバック業務(事務方)について、国内投資顧問会社で通用しているスタンダードな姿を知ることが出来ました。例えば、信託照合という業務は、国内会社に特有の業務ですので、海外籍である現職の会社では行いません。このように、業界のスタンダードと現職との“ギャップ”を知ることができ、今後キャリアを形成していく上での課題を意識することが出来ました。

……ただ、ところどころ、証券アナリスト試験を受検できるような知識を持ち合わせていないと読むのが苦しい箇所もございました。学生等の全くの未経験者や業務知識が本当に乏しい若手が読む際には、この点は注意が必要だと感じました。
特に、ミドル業務の章に於いて、パフォーマンス評価について説明がされている部分です。時間加重収益率の算出、超過収益の要因分析、シャープ・レシオやインフォメーション・レシオの計算等、アナリスト試験などで実際に手や電卓を動かしてみた経験が無いと、ただの数式の羅列にしか感じられないと思います。
このような箇所は、本書のみで無理に理解しようとはせずに、別途アナリスト試験の教材で学習した方がよいかもしれません。

3. 印象に残ったフレーズ

前述の通り、本書には、実務家へのインタビューがコラムとして掲載されております。それぞれの業務に於いて豊富な経験をお持ちで、当該業務の第一人者にまで上り詰めた方々のお話しですので、本当に興味深い内容でいっぱいでございましたにひひ
その中でも、私の中でとても印象に残り、今後私がこの業界で職業人生を全うするにあたっての“金科玉条”としていきたいと思った言葉をご紹介して、今回の書評を終えたいと存じます。
まずは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの代表取締役社長の言葉から3つ。

『絶対に人に負けないで好きな事に自分の時間の80%を集中すること』が必要

(資産運用会社のキャリア形成について)
「何でもできるのは何もできない」ということに等しい
(三好教授の返答)


金融業界は、「知識を知恵に変えることを楽しむ」人が成功している
(望ましい人材像について)

CPA的な会計の知識は重要になってくる
しっかりとした会計のバックグラウンドのある人材が必要

(今後のミドル・バック部門の展望について)

次に、ブラックロック・ジャパンのCOOの言葉から1つ。

バックオフィスに求められる要素は、その重要性の順に、 「正確」であること、「迅速」であること、「わかりやすい」こと、「美しい」こと


以上です。
ご閲読ありがとうございましたビックリマーク