文字と心
2024年6月26日
今日は半袖だとほんのり空気がひんやりな新潟市です。
昨日今日と、体調不良でのご欠席のご連絡があります。
変わりやすい気候ですから、どうか皆様ご自愛ください。
昨日のレッスン終わり、19:00過ぎの空。
あぁやっぱり、レッスンライフに足を運ぶ道があることは私にとって必要だな、と感じます。
行きと帰り。
1日の始まりと終わりを感じること。
それはレッスンライフの始まりと終わりであって、その前後にはまた私生活があること。
スイッチのオンオフ。
それでも音楽はいつも心に寄り添ってくれるので、妙に身体にまとわりついて取れないその日のレッスンでの生徒様のある曲が、寝るまで離れない時もあります。
何人ものレッスンの後、最終時間の方ではないのに、離れない・・なんてことも。
昨日は、ある生徒様がレッスンに持って来られたCHAGE&ASKAの「SAY YES」がずっと夜も頭の中で流れてました。
懐かしい…♫うん、何年経っても良い歌だなぁーと思います。
昨日は生徒様からさりげないお心遣い。
教本選び、楽譜選びの御礼に、と。
ありがとうございます。
温かなメッセージ付き。
そうそう、生徒様といえばパンダ好き。
我が息子にもお気に入りのパンダがいるので、いつも親近感。
手書きのメッセージって、やっぱりメール等の活字にはない心があります。
そんな生徒様からご紹介いただいた一冊が先日載せたこちらだったのです。
まだ読み進めて三分の一のところまでですが、“文字と人と心”について教えてくれています。
ストーリーの展開はまだまだこれから、といった読み途中ではありますが。
先週、ある生徒様にご連絡先の整頓のために、お名前とご連絡先を書いていただくとき、
「最近、歳のせいかしら、ここの腱が調子悪いみたいで、文字を書く時に影響するんですよ。」
痛みを伴うとお話ししてくださいました。
いつかのいつかは文字を書くことも困難になる時が生涯で訪れるだろう、と私も思いながら、いつもペンを持ちます。
スケジュール帳を開いて、生徒様のお名前を記さないレッスンの1日はほぼ無いはず。
そして週の目標や目的、やることリスト、そしてレッスンにて生徒様の楽譜へポイントや改善点を記す時。
そして帰りに、スーパーで買ってこなければいけない買うものリスト(で、このメモをキッチンのところに置いて家を出てきてしまう…っていうことを何度もやらかしておりますが。スマホに記せば防げることなのに。汗)
こうしてブログで毎日活字を綴りながらも、自分の手で文字を書くことへの心はやっぱり大切にしています。
手をかけること。
先日も6年前の発表会の感想文を思わず読み通した出来事を綴りましたが、本当に思い起こされるのは、その日の出来事だけでなく、その人の姿、しかもその当時の姿と心。
心への響き方は手書きにしかない強みがあります。
便利な世の中だからこそ、頼るところは活字にお願いしながら、想いを心から伝えたいときは、手をかけて自分の心で書き記すよう、これからも意識して行動してゆきたいと思います。
ご欠席ありますが、本日10名の生徒様とレッスンです。
文字といえば、言葉。
このところ、教室運営において「満席」という言葉を使われるところが目につきます。
それでも新潟のとあるお教室の先生が、「定員に達しましたので」と掲載されていたこと。
私もこちら派です。
今は人数でご紹介することにしていますが、教室開講の5、6年間は人数と共に定員と載せていました。
そして、それは《私のキャパシティ》としての定員なことを強調していました。
育児との両立、時間と心のバランスを吟味していたんだと思います。
言葉とは時に怖いものです。
洗脳力もあります。
満席と人気教室をイコールにしないよう、どれほどの生徒様から愛されているのか、そして私が愛を注いでいるのか、それを大切に、これからもこうしてブログへ想いを綴ってまいります。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!