​蘇る想い

2024年6月20日


今日も眩しい光で朝を迎えました。


今日から来週にかけてレッスンが混み合います。

加えて来週の調律を待ち侘びるほど調整が怪しくなってきておりますが、生徒の皆様どうかご了承くださいませ悲しい



本日、発表会までちょうど4ヶ月となりました。


そんな昨日は、ご出演者の確定を前に、発表会のチラシのレイアウトを決めていました。

デザインのベースは、生徒の皆様にお配りしたご案内と変わりません。


ホールで開催の場合、会場側の事前のチェックが必要となりますので、使えないワードを確認しながら、それでも当教室らしさを出せるよう、気を使います。


それで取り出したのは、6年前に同じ会場にて開催した時のチラシの原本。



懐かしい。


それを見ながら、今回のカラーとイメージを言葉とデザインに乗せました。


そのチラシが入っている、過去の発表会資料をまとめたファイルがあります。

各会場からいただいた資料や、ご出演者宛ての当日のご案内、運営進行のカンペやアシスタント用の資料、リハーサル表、そしてそして、毎回ご出演者の皆様に綴っていただく感想文。


この感想文がふと目にとまり、思わず全て取り出して、一枚一枚読み返しました。



色褪せずに残っていた生徒様一人一人の筆跡。


そして当時の発表会直後の想い。



今続いてくださっている生徒様から、今はご無沙汰となっている思い出つまる生徒様まで。



読んでいたら、目頭が熱くなりました。


発表会のその日まで過ごしてきた想い

発表会への想い

教室への想い

生徒様や私への想い

自分の心と向き合う言葉の数々・・・


悔しさや喜び、刺激や感動が綴られながら、残っていた生徒様それぞれの心の言葉。


一気に6年前の10月にタイムスリップしたかのように、その日、その時の皆様の姿を想い出しました。


初めてご出演してくださった生徒様が比較的多かったその年。

当教室としては初めてご出演者が30名を越えて迎えた発表会でした。


今は、40名を越えてのご出演となりましたが、その当時はそれでも喜びと緊張で、眠れない日々の続いた発表会前最後の1ヶ月があったこと。


それをご出演者の皆様で無事に終えて、こうして直筆で綴ってくださる想いを一つ一つ読んで、また《次》へと心を向けていたんだ…と振り返ります。


書いていただくご感想文は、なかなか年を越せば読み返すこともなく大切に仕舞っているだけなのですが、こうして読み返してみると、これからもずっと大切にしておきたい《お手紙》だなぁと想いました。


手書きにこだわり続けている感想文。


こうして手にした時に、蘇る想いはやっぱり特別でした。


活字には絶対に勝てない“心”に触れられます


今年も迷わず、この感想文をご出演者の皆様一人一人へ、想いを込めて私の手からお渡ししたいと思います。


と、そんな感想文と共に想いに浸っていたら、練習時間を忘れてしまいそうに・・・汗

慌てて次の生徒様のレッスン前にピアノへと向かいました。


それでは今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!