第1号は・・・♫
2024年6月12日
いよいよ朝の日差しも強くなってきました。
昨日のレッスン終わり、外へ出た瞬間、肌にあたる風と匂いは夏の訪れを感じました。
季節の変わり目の敏感なこの感覚だけは、どの季節も趣を感じます。
エネルギーが必要な夏がやってきますね。
そして発表会⭐︎
に向けても、熱く熱くなる時期に突入してゆきます。
昨日、発表会のお申し込みを今年一番にお預かりした生徒様。
なんと、私の中でのご出演想定内からほんのり外れていた生徒様だったのです。
発表会のご案内を手にしながら、気難しい表情でそう答えてくださった生徒様。
「うーん・・・・」
と仰りながら。
その生徒様からの今年第1号となる発表会お申し込み。
それでも私にとって長くお世話になる生徒様。
昨年なんと9年ぶりに発表会にご出演くださったこと。
昨年、発表会前日に生徒様にとって苦しく悲しい出来事がありながら挑んだ発表会。
ご自身の心情と向き合いながら、音楽に寄り添い、人前で表現をすることにおいて、完璧と自分らしさや信じることの狭間をたくさん経験してくださったことと思います。
本番、間違っても良いんですもんね。
練習の成果を発揮できたかどうかより、
そこまで頑張ること、
ですよね。
生徒様がそう仰って、ご出演を昨年決めてくださったこと。
9年ぶりに当教室の発表会のその空間に、ご出演者としていてくださったことは、私にとっても、大きな喜びと感謝でした。
今年も、大切な、大好きな一曲を選ばれた生徒様。
これからより一層、想いを込めてレッスンライフを重ねてゆきたいと思います。
そんな昨日、手にした楽譜。
なんだかんだとショパンの楽譜が一番増えてゆく・・・
2021年のショパン国際コンクールで反田恭平さんが弾いた「ラルゴ」も気になっていたので・・・
楽譜を眺めて、音にする瞬間、少しでも弾けると何だか感動、嬉しい。
それは大人の生徒の皆様も同じように感じていらっしゃると思います。
昨日体験レッスンにいらした方も、そうお話ししてくださいました。
そしてやっぱり、新しい出逢いと共に味わう皆様のピアノへの憧れと情を抱いたキラキラした表情は素敵。
空きを待って月に一度、お会いすることとなりました。
昨日は3ヶ月ぶりのレッスンとなった生徒様も。
袋好きにはたまらぬ、可愛らしい袋にお心遣いいただきました。
お休みを挟んでまた始まるピアノライフ。
生徒様らしい素敵なオーラを久しぶりに感じられて、嬉しさと安堵に包まれました。
気持ち新たに、パッヘルベルの「カノン」からレッスン再開といたしました。
皆様それぞれのピアノライフで彩られる6月。
そして夏に向けて、発表会に向けて、より濃い彩りになりそうです。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!