縁を繋いでおく
2024年5月16日
5月の折り返し。
お天気を見ながら、子供達が「もういらない」と渡された毛布を1枚1枚、日をずらして洗って干して片付けていました。
どんどん身軽になる季節で気持ちも軽やかです。
昨日は、レッスン中に、刊広社の営業の方が訪れてくださいました。
当教室が今の場所、信濃町に移転して間もない頃からの繋がりです。
2年に一度更新する住宅地図に「先生の教室を載せないか」というご依頼をいただいたのが始まりでした。
広告。
です。
“今の時代、はて地図は活躍することはあるのか。”
“紙面に広告を載せなくても、ネット社会で需要がある”
初めて営業の方にお会いした時に、素直にその旨を伝えたのですが、もう一度日を改めて来られたのです。
そこから他愛もない話になり、営業の方とどこか縁があることを互いに感じて話が弾みました。
きっかけは私が自宅が当教室ではないと話したことから。
そこから、私の中での考え方、見方が変わり、広告としての意図を考えずに、会社との縁、営業の方との縁として繋いでおきたくて、ご依頼を受けて、地図に打ち出していただきました。
結果的に、そこから生徒様との繋がりがあることも事実。
昨日は、その更新のご案内ではなく、また更に広い範囲に配布する地図にて掲載のご案内。
また一瞬、私の心は「・・・んー。」と立ち止まったのですが、《縁を繋ぐ想い》で、お話を受け取りました。
ご自身の勤務生活に終わりが近づいていることを想いながら、教室の存在と魅力と発展にお気持ちを注いでくださりました。
掲載にあたって、営業の方からいただいた名刺を探すのに名刺入れを手にして、ふと思い出したこと・・・
もう10年ほど前だと思います。
知人に誘われて参加した、個人で事業をされている方々との、とあるランチ会。
そこでお会いしたセラピストの方。
あまりそういったジャンルには無縁で過ごしてきたのですが、別のイベントにて偶然にも再びお会いしました。
実は最初にお会いした時、私は気づいていなかったのですが、「あなた、お腹に宿ってるのかしら」と突然言われました。
その後、真ん中の娘を授かっていることが分かりました。
そして偶然にも再びお会いできたときに、その奇跡と御礼を交えて想いを伝えました。
そのセラピストの方から、
「この名刺ね、あなたの名刺の間にいつも挟めておくと、ずーっとパワーが集まるわよ。」
と仰り、ずーっとこの10年間ほど、名刺と名刺の間にそのセラピストの方の名刺を挟んでおきました。
もうすっかりお会いすることなく今に至ります。
お元気かな?
ふと思い出しました。
パワー。
お守りと同じ感覚。
何か辿ってきた道を振り返った時に、「お陰で」と思える存在。
人と人との縁。
出逢いという一言とはまた違うような。
こうして教室が続いていること、私の人生が続いていることを改めて考えさせられました。
ありがとうございます。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!