楽しく歩んでゆく
2024年5月11日
本日土曜日、都合によりレッスンはお休みとなります。
昨日生徒様から帰省先のお土産をいただきました。
いつもお気遣いありがとうございます。
先日の弾き合い会ご参加のこと、抱いた想い、これからの想いを様々に話してくださいました。
生徒様らしい想いの向き合い方で。
次は発表会に向けて・・・♬多くの気づきと景色を再び経験されることと思います。
私も精一杯サポートしてゆこうと思います。
そして昨日は年に一度、お世話になる銀行融資担当の方にお会いする日でした。
2016年の初夏、当教室は今の場所へ移転することを決め、売買の契約や工事打ち合わせが始まり、そして銀行との取引により新たなスタートを心に誓って道を切り開きました。
末っ子次女を出産した年、3度目の産後、その産後2ヶ月で心にした決意。
一人で営む仕事、私にとっては大きな決断。
その中で描いていたのは生徒の皆様と明るく温かに流れるレッスンライフでした。
昨日、融資担当の方とお会いして、
「お教室、すごいですね。」
と融資スタートしてからの継続と成長にお声をかけてくださいました。
「お陰様で。このご縁あってです。本当に。」
自然と心から出た私の言葉でした。
そんな取引のゴールがいよいよ再来年となること。
そんなお話もしました。
教室を開く時に見ていた10年後。
遠い先のように思っていました。
大きな決断をして歩み続けてきたこと。
決して必死で駆け抜けてきた想いや感覚はありません。
自分らしく、自分の想いのままに、楽しんで、歩んできたはずです。
Andante.
私らしい歩みの速さで。
兼ねてより繋がる元生徒様と、先日SNSを通じて言葉を交わしました。
ワインバーをご夫婦で営む元生徒様、お店をオープンしたのは2011年、改装オープンしたのが2016年、
とコメントを返してくださいました。
教室開業と移転リニューアルが同じ年。
こうして人との縁がありながら繋がり広がり続けてきた当教室。
その間にもちろん様々に失敗や悔しさやもどかしさ、苦しみもありました。
それでも不思議と時間が解決してくれて、そして何よりも周りに集まる多くの生徒の皆様、家族、友人のおかげでいつも前を向いて歩んでこれたのです。
昨日のレッスンの合間、一息つく間を惜しんで車を走らせ、銀行へ向かう道中、久々に、子供達がお世話になった幼稚園へ向かう道を使いました。
意図的にではなく、教室からの近道がそこだったことから。
懐かしくなりながら。
発熱でお呼び出しがあった時に、気を揉みながら車を走らせていた時のこと、発表会前レッスンが混み合う時期になると教室を閉めるのが遅くなり、焦りながら車を走らせて、その道を毎日使って迎えに行っていたこと。
その時期がこうして教室の大きな決断と節目からの数年間と重なり合っていました。
はて、子供達がいない生活だったら、どんなふうに教室を広げていたのだろう・・・
と振り返ります。
子育てがあったから、また頑張れたこと、楽しめたこと、目標を持てたこと、そんなことばかりです。
お陰様で
全ての私の周りに繋がる人たちのお陰で今日ここまで歩んでこれたことに、改めて感無量です。
お金のために、とせっせと動いてきたわけではなく、目の前のことや少し先のことを考えてわくわくしながら、どうやったらそれができるかな?叶えられるかな?と真摯に向き合って歩んできたお陰で、今ここまで続けてこれました。
本当に有難いことだなぁ、と思います。
これからも願うのは、当教室の大きな成長ではなく、いつも笑って過ごしたいな、と思います。
そして音楽と真摯に向き合って。
嬉しいことに、SNSを通して新潟県内外のピアノの先生から、「先生の教室素敵」「センスが好き」「ファンです」とメッセージをいただく機会が多々あります。
それもまた私にとってのエネルギーとなっています。
本当に有難いです。
SNSでは《お教室を満席に》とうたって、一生懸命に活躍されている先生方が目につきます。
教室の生徒様満席を常に目指して、それを心に秘めて動くのではなく、私は、生徒様に留まらず、様々なジャンルやフィールドの方々に当教室の魅力を知っていただき、ファンが増えれば嬉しいなと思っています。
そのために、私らしく、これからも笑って、楽しんで歩んでゆこうと思います♬
改めて、生徒様をはじめ繋がる多くの皆様に感謝申し上げます。
今日も素敵なピアノライフを!