私の一曲と向き合う
2024年5月1日
5月の始まり。
新潟市は曇り空で迎えました。
さて本日、いよいよ弾き合い会最終回♬
先週、急遽ご参加のご連絡をいただいた生徒様を含めて10名の皆様がご参加予定です。
お楽しみに!
さぁ、10月の発表会のご案内をほぼほぼお渡し終えているところです。
昨日お渡しした生徒様には、4年ぶりのご出演に向けて想いを向けていらっしゃる方、通い始めて半年ほどの生徒様は手帳を眺めながら初出演を視野に入れてくださっていたり、少しずつ皆様のレッスンが彩られていく様子を実感しております。
中にはもちろん、ご出演を迷われるケースもあります。
その度に、私から強くお伝えしたいのは、《私の一曲を見つけることと向き合うこと》。
憧れの曲に時間をかけて向き合うことも時にはありながらも、レパートリーを持つことにリンクするのが目的を持って取り組むことのメリットだと思っています。
演奏を披露する機会があると、それまでに何を弾こうかと考えます。
レッスンで数ヶ月かけて弾けるようになった曲、発表会に向けて一生懸命に取り組んだ曲も、全く弾かなくなれば忘れてしまう曲の方がたくさんです。
今回の弾き合い会で、昨年の発表会に演奏された曲を弾いてくださった生徒様がいらっしゃいました。
そして他にも、数年前の発表会、そして10年以上前の発表会で演奏された曲を弾いてくださった生徒様も。
これは素晴らしいことで大事なこと。
何か機会がないと忘れてしまう曲の数々、
たくさんの曲を弾けるようにすることが上達と繋がるわけではないこと。
弾きたい曲や憧れの曲を手に取りながら、前に手にした曲ともう一度向き合うことも、また上達に繋がること。
そして自分らしい演奏と自分らしい一曲に気づけること。
一度弾いた曲はレッスンで合格の印があっても、自分のモノになり続けているかどうかが大切なこと。
1年間に新しく弾けるようになった曲がレパートリーになるのではなく、1年間の中で、どれだけの曲と向き合えたか。
前に弾いた曲ともう一度向き合うのも同じ。
発表会も、弾き合い会も、今の私の一曲を見つけて向き合う素晴らしい機会であることを伝えたいです。
一つ目的を持つこと。
自分なりに期限を設けて弾けるようにすること。
昨日のブログで綴ったピアニスト務川慧悟さんの言葉のように「明日でいいか」とならずに、今年弾けるようにしたい曲をもつこと。
私も始まりました。
今年の私の一曲。
数えてみたら32ページ・・・苦手な暗譜を早めに始めようと、昨日から意を決して暗譜を開始。
期限を決めながら。
音を拾うだけでなく、正しい指使い、強弱記号も含めて。
気が引き締まります。
これが大切な気がします。
皆様もぜひ大切な機会と素晴らしい機会を通してピアノライフの充実に繋がるよう願っております。
昨日、生徒様から北海道のお土産をいただきました。
ラベンダーのバスドライハーブ。
早速、使わせていただきました!
ありがとうございます。
生徒様とのレッスンも7年目に突入、今年7度目の発表会に向けて、昨日より本格的に始動いたしました。
私もパワーと学びをいただきます。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!