日々の家事とピアノ演奏に“肩の開き”
2024年3月26日
今日は1日雨予報。
昨日、子供達と自転車で散歩をしながら目にした桜の木は蕾がぽつりぽつりと膨らんでいました。
恵みの雨で明日からきっと桜の開花も進むのかも?と、期待をします。
春休み、この数日間、急に子供達が折り紙にハマっているので私も便乗。
今は、Youtubeで色んな折り方を観ながら楽しめます。
よく、折り方を紙面に書かれたものを見ると分からない言葉が出てきます…中わり折り…中心へ寄せながら折る…
ん?ん???
となるので動画で説明は有難い。
黙々とやっている姿は、普段動画を観たりゲームをしている静かな光景よりは、なんだか良いですよね。
紙を折る音が小さく響いて。
しかし折ってしばらくするとゴミ箱に大量に捨てられております。。。
そんな折り紙。
小さな折り紙を使うのが私は好きです。
指先では無理なので爪楊枝を使いながらミクロな鶴を作ってみたり。
いつもそうなのですが、夏休みや冬、春休み、長期休みになると毎日となかったお昼ご飯作りが加わり、普段より手を使うからなのか、手首や親指の調子が悪くなります。
ピアノライフにおいてその症状はとにかく避けたいところ。
生徒様からも、毎年のようにどなたからか手首や指先、肘、肩の不調を耳にします。
そして決まって女性の方々。
そして50代前後の皆様。
私もいつかその状況に出くわすのだろう…と恐れながら覚悟をしているのですが、それでも避けたい。
ある生徒様が、2、3年前にテニス肘に悩み、医者へお世話になりながらピアノと向き合われていましたが、それから最近はどうかな?と、先日のあるレッスンにて調子を伺ってみました。
肩。
姿勢。
包丁を使う時、フライパンを握る時、そしてスマホをいじるとき、そしてそして折り紙…
親指がなんかな〜…と思っていたところで、生徒様のそのお話を思い出して、肩を開きながら作業するよう意識しました。
すると、確かに調子が良い。
これはピアノにも通ずること。
常日頃、特に上級者の生徒の皆様にも伝えている姿勢。
猫背になればなるほど、軽やかにも大胆な響きも効果的ではないこと。
肩が内側に入ることで、力の加わり方は前腕や手首に集中してしまい、ピアノも技巧的な動きは、腕を痛める原因。
そしてミスタッチにも繋がり、そして演奏力の可能性が狭まってしまうこと。
姿勢の悪い私にはとても有難い意識。
ピアノも心だけでなく身体と向き合って、そして音と向き合って弾くこと。
大切な気づきが与えられる今のピアノライフはとても嬉しい日々。
年を重ねながら、もう少し上手になりたいと願います。
昨日は、子供達と自転車ついでに、週末のケーキのお裾分けのお返しにと珈琲屋さんに寄って一息。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!