​信頼と魅力と情

2024年2月8日




本日はレッスン数多く11名の生徒様とレッスンです。


先日のブログで来年の発表会のシーンについて、すでに考え始めているお話をしました。

あれから変わらず考えてはアタックしていました。

アタックし続けるものだな、と思うリアクションをいただけた場所がありました。

年度末までに一度下見に行ってみようと思います。

先の先を考える。

10年先はざっくりとしか考えませんが、5年以内のことは実現したいこと、手にしてみたいことを考えます。

そんな意識を持てるようになってるのも、やっぱり生徒の皆様の存在と繋がりあって、です。

人生の先輩である皆様の生き様や想い、価値観にたくさん魅了され、考えさせられている日々が有難いです。


さて、昨日いらした生徒様から、兼ねてよりご相談くださっていましたアップライトピアノの購入について、契約完了したとのお話。


当教室に通ってくださり11年半、ずっと電子ピアノを持ちながらピアノライフを続けてこられた生徒様にとって、そのきっかけは、ご家庭を持ち、ご自宅をかまえ、お子様のピアノの習い事の継続から、だそうです。



サムネイル
 

​まさか生ピアノを買うことになるなんて・・・


と話してくださった生徒様。

実は先月もお一人、アップライトピアノをご購入された生徒様がいらっしゃいます。

そしてつい先日は、通い始めたばかりの生徒様より電子ピアノ買い替えのご相談。
そこは我が家の主人の知識と情報の出番。
長く楽器店に勤めて電子ピアノの販売接客をしていた主人に、今でも詳しく教えてもらいます。
そして私も楽器店にて電子ピアノについて主人ほどではなくとも知識を得ていた経験と、そしてピアノ弾きとしての立場でタッチや響きの感覚についてお話しできます。
電子ピアノを選ばれる方には、それ相応に条件があるから電子ピアノを選ばれるわけなので、そこに見合ったものを提案しなくてはです。

そんなアップライトピアノご購入を叶えた昨日の生徒様。

昨年秋より練習していた曲に節目を迎え、次、春までに弾けるようにしたい曲と、秋の発表会について視野に入れながら選曲のご相談をいただきました。

12年前の発表会で弾いたバッハのインヴェンション 8番をおさらいしようかな、と持ってきてくださいました。
12年前の私の筆跡。


長く通ってくださる生徒様との特別な瞬間です。
そして大人のレッスンライフだからこそこうして曲を通して過去を振り返り年月を想い、感慨深くなれる瞬間。

そして生徒様の「やっぱりフランス組曲が好きなんですよね」というお話から、過去の発表会で組曲5番の終曲ジーグを弾かれたことを思い出しながら、私からは6番の第1曲アルマンドをお勧めしました。



懐かしさと、またご自身の好きなバッハの音楽センスに魅了されながら、長く続いてきたピアノライフに想いを寄せました。



その生徒様からピアノご購入と共に、その際に調律師さんとお話しする機会があったとのこと。


その調律師さんが、私の大学の後輩でした。

実は今初めてこのブログでお話ししますが、これまで当教室の生徒様でアコースティックピアノに買い替えられた生徒様の何名の方からも、同じく後輩である彼の名前があがっていました。


ご活躍に私も嬉しくなります。

ヤマハコンサートチューナーである齋藤翔太さん。



Youtubeに様々にピアノの魅力を伝えてくれています。
あの朱鷺メッセのアトリウムピアノが設置される時のご紹介も♬

在学中、多く関わることはなかったですが、私の存在を残してくれていることにも嬉しくなります。
どうしても男性は音楽大学系の環境では目立つので、そんな印象で残っていますが、彼の明るく人懐っこい性格は、今も調律師という仕事において、ピアノに愛を持ちながら、そして人にも興味と愛を持ちながら接しているのが想像できます。


サムネイル
 

​大人だけの個人の教室…あ、梨本さんのところですか?


と聞かれた生徒様もいらしたようで。
それだけで嬉しいです。

これも何かのご縁なのかもしれません。
彼の性質と当教室に魅了されて集まる生徒の皆様との引き寄せ。

齋藤くん、これからもご活躍を応援しています。


長く続くご縁、より彩られるピアノライフ、離れて繋がるご縁、そして私が発信して伝え続けることで実るご縁。

そこにある確かな信頼。
そして情。

ここ数日、教室のこととは全く違う事で考え見つめる出来事があったので、改めて私は当教室の皆様とのピアノライフが絶えず潤っていることに感謝が溢れました。




ありがとうございます。


今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!






教室の情報・お問い合わせは