上達するって嬉しい
2024年2月3日
節分。
昨日のレッスン終わりに外の空気を吸った瞬間、どこか真冬ではない香りを感じました。
今週はお休みが相次いだ1週間となりましたが、来週へと振替が生じて混み合っております。
いよいよ秋までのスケジュールを具体的にしていかなくては、です。
いつまでにこれを決めて、
いつまでにこうなっていて、
いつまでにこう動いて・・・
と、手帳に書き記しながら、想いを寄せます。
昨日ある生徒様から、いただいた言葉を思い出します。
ピアノの練習も、1日2日では成果の出ないことがたくさん。
次のレッスンまでにも間に合わないこともあります。
練習の仕方により左右されることも事実ですが、お会いする度に『それでも頑張って練習したのだろう』『意識して練習したのだろう』ということが伝わってきます。
お忙しくてなかなか練習に向き合えなかった生徒様へも、練習がゼロだったのか、1回か2回は弾けたのかによって、違うのも伝わってきます。
小さな前進を必ず拾って、私からその成果を気づかせて伝えます。
小さな一歩も1年経ってみると、ちょっとは上達してる、と感じたり・・・
1年では気づかず、2年、3年と続けた時に、レッスン通い始めの頃を思い出しては、進歩していることを実感したり。
そういう気づきの瞬間をふとしたレッスンライフの一コマで私から伝えることがよくあります。
出来ないことと向き合うからこそ、続ける甲斐を見つけます。
幾つになっても上達すること、
そして上手になりたい、と思うこと。
嬉しそうに、想いを馳せながらご自分の演奏に向き合い、これまでと今とこれからのピアノライフについて話してくださる生徒の皆様の姿はやっぱりキラキラしています。
音楽と向き合う心地よさと感動と癒し。
演奏に向き合う喜びと苦しみと学び。
ピアノの練習は孤独が多いからこそ、周りの人から得る刺激と心の支えも重要な部分。
生徒の皆様の姿をいつも見ながら、私もこれからのピアノ人生についていつも考えさせられます。
上達するって嬉しい。
《嬉しい》と思える感情がまた素敵なこと。
大人のレッスンライフに拘って続けてきて本当に良かったなぁ、と思う日々です。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!
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