​自信に繋がる

2023年4月16日


4月も折り返しました。

本番を無事に終えて、今日は息子の空手の試合のためお昼のお弁当作りから始まりました。

生憎の悪天候…エールをおくりながら息子の試合は主人に託して娘2人とのんびり過ごします。


昨日のコンサート、無事に無事に♬

終演いたしました。

ご来場者は99名とのこと。


午前中のリハーサルから始まり、

(スタインウェイはやっぱり上質な響きとタッチ・・・)

とにかく濃い1日でした。


開演の瞬間、お客様の拍手を浴びながら登場する時、何とも言えぬ感情で胸がいっぱいになり目頭が熱くなる事態に…涙



本格的に練習に打ち込み始めてからの3ヶ月半。

自分のおかれた環境の中、当教室の60名の生徒の皆様とのレッスンを重ねながら、11曲一つ一つが重い内容のピアノ伴奏の譜面を抱えて練習する日々は私にとって酷でした。


キャパオーバー寸前で。


家族が何事も心配なく過ごせていたことに改めて感謝をしてみたくらいにして。


自分の技術と練習時間との現実に、自分を卑下してしまう瞬間が何度もありました。


そこが、楽器とのアンサンブルで大事な体験。

相手がいるからこそ、劣った演奏にしてはいけないとプレッシャーを抱えます。


フルートの先生のレッスンにお邪魔しては、

「ピアノ、良くなりましたね。」

と先生から言葉をいただく度に、自信に繋いできました。


本番終演後、恐らく殆どがフルート奏者お2人の生徒様や関わりのある方々のご来場だったと思うのですが、

お見送りの際に、とあるお客様が駆け寄ってこられ、


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ピアノ良かったです〜一気にファンになりました!


と声をかけてくださいました。



もうその一言で十分な安堵感に包まれました。



ご来場者のアンケートを、奏者お2人と一緒に読みながら、様々な感激の声に、達成感と安堵、そして次への自信に繋げられる心境となりました。


私が一番嬉しかったのは、コンサートの主催者であるプロのチェロ奏者、片野大輔さんから、


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どういう風に聴かせると良いのかよく分かってる演奏だった。
良かったですよ。

とピアノソロの演奏について、講評いただいたこと。


原曲がヴァイオリンの曲だけに、弦楽器奏者としての視点で見て興味を持ってくださり有難い言葉でした。


昨日までの期間、奏者お2人、そしてフルートの先生からも多くの刺激と学びをいただきました。


昨日のブログでも綴った通り、私も与えられた環境とお2人とのご縁に感謝が溢れていました。


学びを得ながら、音楽を作り上げ、それでも最後の最後まで演奏直前まで上手くいくのか不安になり、感情の波は半端ではないものです。


そういった様々な感情が織り混ざって開演時感極まる境地になったんだと理解しました。


人前で演奏することは、これからも永遠に課題が尽きませんが、1人でも聴いてくださる方の心にとまる演奏ができたり、お褒めの言葉や感激の言葉をいただけたとき、また次へと繋げる自信になります。



それは当教室の生徒の皆様へも、発表会の度に願い伝えていることです。


「良かったよ」

「感動した」

「上手になったね」


褒めてもらえるって、素直に嬉しいことです。


それは幾つになっても。



お気持ちをたくさんいただいて、長岡からの帰路、


「よーし!今度は発表会に向けて。」


と、始まる6ヶ月間に意欲を湧かせました。


今度は、演奏における練習時間は1曲に集中ですが、ご出演される生徒様へのフォローという気力との両立が始まります。


その前に弾き合い会。


どうか和やかに楽しめる時間となりますように…♬



そうそう、発表会もですが、大きな本番前になると最後の1週間禁酒をします。

今日の息子の“空手お疲れ様”の日に合わせて本日解禁。

また明後日からピアノに触れていこうと思います。


弾き合い会、何を弾こうかな♬

参加される皆様は決まっていますでしょうか。

とっても楽しみにしています。


今日も素敵なピアノライフを。