外出許可をもらい、火葬場へ向かう。


不思議なくらい
からだは痛くなかった








火葬場での時間は
いま思い出しても、本当に辛い。





最後に家族みんなが
順番に娘を抱っこしてくれた。




棺に入れる前に
旦那とふたりで抱きしめた。


これで、最後の抱っこ。


ありがとう、ありがとう


叫ぶように泣いた








棺の中には

娘があそべるように
おもちゃとぬいぐるみ

みんなからのお手紙と

助産師さんたちがくれた折り鶴

向こうでのお着替え用に
かわいいお洋服と

たくさんのきれいなお花。

ピンクのガーベラが
娘にとてもよく似合っていた。


どうか、娘が寂しくありませんように。








パパとママからはそれぞれお手紙と

わたしたち夫婦の結婚指輪と
同じデザインで作られたベビーリング

ふたりの写真を入れた。




これがパパとママの顔だよ。
この結婚指輪が目印だからね。

迷わず、帰ってきてね。










娘が火葬炉に入るとき

旦那が
「行ってらっしゃいって言おう!」

ってみんなに言った。







家族みんなで

「〇〇ちゃん、また会おうね!

行ってらっしゃい!」


と見送った。









火葬炉の扉が閉まるあの瞬間は

「悲しい」「寂しい」「辛い」

この世にあるどんな言葉を使っても

表現するには足りない





生きたまま、死んでいくような感覚がした