初めての富士山 富士登山 道具編(あると便利な持ち物)
前回の 【初めての富士山 富士登山 道具・装備編 (必須)】 編に続きまして今回はあると便利な道具をご紹介します。
前回の雨具のように使う状況になるならない関係なしに必ず必要というわけではなくあったら便利というものです。
①機能性タイツ
最近は機能性タイツもマラソンや登山ブームの乗っかり
結構メジャーになってきましたけが自分は2009年にフルマラソンを走ってから愛用しています。
しかし『有名だから、噂で疲れにくいと聞いたから』といった少ない情報で購入している人も結構いますね。
機能性タイツを使う場合に大切なのは何に対してサポートして欲しいかというところです。
大きく分けると機能性タイツは2つに分かれます
・関節(膝など)や腰のカバー
CW-X など
CWーX などはまさに関節の保護やサポートに重点をおいたタイツです。
長時間スポーツをした時に結構ダメージが貯まるのが関節です。
その関節をサポートし疲労しにくくするのがCW-X です。
体重が重い人、膝に故障(もしくは過去に怪我)などをした人には最適なタイツです。
・筋肉疲労の軽減
SKINS(スキンズ) ・C3fit(シースリーフィット)・2XU など
これは着圧による筋肉のブレを抑えスムーズな動きを促すこと。
関節のサポート力はあまりありません。
どちらかといえば筋肉のサポートといった感じがわかりやすいかもしれません。
そして段階的着圧で血液を心臓に押し戻し筋肉疲労の軽減・回復を促します。
実際スキンズは就寝中の着用も勧められています。(オーストラリアでの医療認可がおりている)
就寝中の着用により筋肉痛などはほとんど起きないもしくはすぐに回復します。
C3fit はゴールドウィンが販売しているのですが就寝時の着用は禁止されています。
実際、着圧感はそれほど変わらないのですが、就寝時は心臓への負担が少しある可能性があるので禁止されています。
ここで2つのタイプといっているのですが去年ぐらいから SKINS とC 3fit から関節へのサポート力も追加された商品が発売されました。
②トレッキングポール
これに関しては自分は所持していないのですが結構薦められます。
安定性の向上、下りでの安心感も
③ゲイター
富士山は登山道によっては、ほとんどが砂利道です。
てゆうか大きさや距離は変わりますがほぼ砂利です。
細かな石が結構靴の中に入り込んできます。
コレが結構面倒になる…入ったまま歩くのは辛いのでいちいち靴を脱いでだす。
その繰り返しです。
コレをカバーできますし、雨が振った際には雨具の下にゲイターをしているとサイドからの雨の進入を減らします。
④ザックカバー
雨が振った際にかばんの中身を守ります。
最近のザックは小雨ぐらいなら大丈夫なものもありますが防寒具などの濡れを考えるとあったほうがいいと思います。
もし使用しない場合は中のものをジップロックなどの防水性のある袋に入れておくと良いですよ。
⑤携帯酸素
これは賛否両々あるみたいですが一時的(気持ち的)には楽になります(なった気がしますが正しいかも)
最近は小型のものもあり荷物の場所をとられなくなりました。
⑥食べる・飲む酸素
これも⑤と似たようなものですが登る2~3日前から摂取しておくといいらしいです。
血中酸素を増やすそうです。
⑦救急セット
大げさなものはいりませんが絆創膏やテーピング、シップなどがあるともしものときに役に立ちます。
自分が使うのだけではなく一緒に登っている人や知らない人でも怪我をした人などに使用できます。
絆創膏は 『 キズパワーパッド 』 のように厚手なものが良いです。
靴擦れになってしまった際などに有効です!!
⑧携帯用充電器
皆さん携帯電話おもちでしょうし今は遭難や事故等にあった際に自分自身で電話を入れて救護を求める人が多いです。
しかし携帯は気温が低ければ低いほど電池の減りが早いです。
もしものときに使えないってのは一番ヤバイです。
電池式のものがおススメ(換えの電池も忘れずに)
⑨着替え
結構汗かきます。
化繊などは速乾性があるのですが逆にその速乾性が仇になる場合があります。
乾燥する際の気化熱(放射冷却)で体が冷えてしまうのです。
雨対策などをちゃんとしているのなら別にいいのではってとこもあります。
しかし雨が降らずとも汗をたくさんかいてしまうことはあります。
そういった意味では今はメリノウールがいいといわれています。
濡れても暖かく防臭性もいいそうです。
車などで行かれるのであれば車内に入れておいて帰りに温泉に行ってから着替えというのもいいと思います。
道具編はここまで、次回は安全で何もない登山が一番でもリスクは0ではありません。