こんにちは。対人恐怖症カウンセラーのじゅんです。

 

今日は、対人恐怖症の原因とすぐにはじめられる改善法というテーマでお伝えしたいと思います。

 

対人恐怖症とは、人と接する時に極度に緊張する症状のことを言います。

 

軽いものだと、人と話すときに顔が赤くなったり足が震えたり、息苦しさを覚えたりする症状が代表的です。

 

重い例になると、まったく人と話せなくなる緘黙という症状や、街に出ていくこともできなくなるといった例もあります。

 

これを読んでくれているあなたも、程度の違いはあると思いますが、対人恐怖症の症状を感じていて、悩んでいるのではないでしょうか。

 

今日は、そんな対人恐怖症の原因をまずお話しします。

 

次に、対人恐怖症を改善するための方法をひとつ紹介したいと思います。

 

ぼくは、小学生の頃の転校をきっかけに30歳近くまで対人恐怖症に苦しんでいました。

 

一番ひどい高校生の時には、家族以外誰とも話せなくなる状態にまでなったことがあります。

 

しかしいろいろな挑戦や勉強を通して克服することができ、

 

今は、その経験と勉強したことをみなさんにお伝えする活動をしています。

 

さて、本題に入っていきます。

 

まず、どうして対人恐怖症になってしまうのか、その原因についてお話しします。

 

対人恐怖症の原因は、ひとことで言うと、過去の体験から人が怖くなってしまったからです。

いまあなたが感じている感覚や判断は、過去にあなたが体験した記憶が大きく影響しています。

 

記憶や体験をデータベースのように考えてみてください。

 

人間関係で攻撃を受けたり、嫌な思いをした記憶が積み重なっていくと、

 

人間関係は怖い、と過去のデータから判断して避けるようになるわけです。

 

ここで、ぼく自身の体験をひとつお話しします。

 

ぼくが対人恐怖症になった理由の一つに自分の声があります。

 

ぼくの声は、一般的な男性より少し高めです。

 

いまは少し低くなりましたが、

 

10代のころはよく声が高い・女みたい・弱そうなどと言われたり、変な声と笑われたりしました。

 

そういう体験が重なっていくと、

 

会話をするたびに相手が自分の声をバカにしているのではないかと思うようになり、

 

話すことや自分の声を聞かれるのがだんだんと怖くなってしまいました。

 

これは、自分の声をバカにされたという体験を繰り返した結果、

 

自分の声を聞かれるのは怖いことだと判断するようになってしまったということです。

 

こうなってしまうと、実際に笑われたりしなくても、自分の声はおかしい、と考えてしまうようになります。

このように、過去の人間関係についての嫌な経験が、

 

現在のあなたに対人恐怖症という症状となって表れているのです。

 

それでは、この対人恐怖症という状態はどうしたら変えることができるでしょうか。

 

いろいろな方法がありますが、今日は、今すぐに始められるものをひとつだけ紹介します。

 

ぼくの提案する方法は

 

「過去の良かった記憶を思い出す」ということです。

 

これがどうして対人恐怖症の改善に役立つのか、また、その具体的なやり方をこれからお話ししていきます。

 

先ほど、過去の人間関係についての嫌な経験が現在の対人恐怖症の症状となって表れているとお話ししました。

 

つまり、もし嫌な過去がなかったとしたら対人恐怖症の症状は現れなかったわけです。

 

もちろん、過去を変えることはできません。

 

しかし、あなたにやってみてほしいのが、過去の良かった記憶を思い出すことです。

 

もし、それができたら、あなたの自分の過去に対する気持ちが少し肯定的になるはずです。

 

対人恐怖症の方は、自分の過去に対して否定的な気持ちになっている方が多いです。

 

それは、過去に経験した人間関係の嫌な記憶を何度も繰り返し思い出しているからです。

 

その結果、自分に対する否定的な気持ちが膨らんでいきます。

 

この否定的な気持ちが、自己評価を下げ、他人に対して劣等感を感じることになり、

 

それが、対人恐怖症の原因の一つになっています。

 

そこで、一度やってみてほしいのが、

 

どんな小さなことでもいいのであなたが子ども時代に感じた楽しかったこと・

 

うれしかったこと・幸せだったことを思い出してみるということです。

たとえば、親がクリスマスに小さなプレゼントを買ってくれたことがあった、

 

対人恐怖症になる前は友達と遊んでいた、

 

そんな思い出があればできるだけ詳しく思い出してみてください。

 

おすすめの方法は、良い思い出があるものを手元に置いておくという方法です。

 

こうすると、自然に繰り返しよかった記憶を思い出すことができます。

 

また、小さいころ楽しく遊んだ公園に行ってみるなど、よい記憶と結びついた場所に行くこともおすすめです。

 

他にも、昔聞いたなつかしい曲を聞くなどの方法もあります。

 

このように、昔の良かった記憶を思い出すことを繰り返すと、

 

少しずつですが、過去の体験を肯定的に見ることができるようになります。

 

そして、過去の自分に対しての否定的な気持ちが薄くなれば、

 

他人に対して感じていた劣等感も弱くなってきて、対人恐怖症の改善につながっていきます。

 

また、前向きな気持ちになる効果もあります。

それでは本日のまとめです。

 

今日は、対人恐怖症の原因と、すぐにできる改善法をひとつ紹介しました。

 

対人恐怖症の原因は過去の人間関係の体験が原因のひとつです。

 

しかし、その記憶はより否定的な方向に強められていることが多いので、

 

良い記憶を思い出す練習を繰り返し行うことが前向きな気持ちになれるコツという話をさせていただきました。

 

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