あの日の夜

全く収まらない強い余震に恐怖を覚え

何度か慌て外に飛び出た。

収まった後

ふと見上げた空に満天の星が輝いていた。

本当に溢れる位の見事な星空で、

「こんな日なのに…」と

頭の片隅で思いながら

寒さの中、暫し魅入っていた。



あの日は本当に現実感のない1日だった。





今日、

日本の至るところで黙祷が捧げられた。

被災地を初め、

駅前や街の交差点、

公園や海上、

店舗内や電車の中、

ビル屋上やパソコンの中までも。


その姿にまた目頭が熱くなった。



もう少しで“今日”が終わる。

全ての人達の祈りと願いがちゃんと洩れなく届きます様に。


明日からまた新たな始まりです。