ヴェナスは生を渇望しながらも、ヘテロを愛す事も無くして、繰り返し繰り返す水蜜桃の夜に興じている。
獣の姿をした讃美歌は誰の断りもなく箱庭に蔓延り、響き渡っている。




旧世界に取り残されたマイノリティ逹。

その日は金星に祈る事はしなかった。



誰の為に夜が明ける。

誰の為に日が暮れる。





そんな事はもうどうだっていい。









また夜が来る。