6月13日早朝、予報通り夜半からの雨が降り続く中を定刻に出発。
最初の目的地、韮山の反射炉に着く頃には雨が上がり、まだ混雑のない時間帯で、ボランティアガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと見学ができました。
なぜ「反射炉」なのか、中学以来の疑問は実物を見て、解説を聞いて納得。国を守るため、初めて接する西洋の技術に果敢に取り組んだ、幕末のリーダーたちの気概が伝わりました。
記念撮影してバスに再乗車する頃には再び雨が。次々到着する観光バスを尻目に次の目的地、「だるま山高原レストハウス」に向かいました。ここの目玉は「日本一の富士山と駿河湾の展望」。
残念なことに富士山は見えませんでしたが、それでも海抜982メートルからの駿河湾の眺望は最高。小雨の中しばしの眺望を楽しんだ後はバスの中で昼食。
次に向かったのは修善寺梅林。駐車場で下車する頃にはまた雨が上がり、ストレッチの後、雨に濡れた青梅が揺れる梅林を、傘を差さずに散策。修善寺温泉へと通じるヒノキ林の遊歩道をゆっくり下ると、そこはもう修善寺の温泉街。狭い路地を抜けて「源範頼の墓」「風の径」「竹林の小径」「指月殿」「源頼家の墓」「独鈷の湯」などミシュランガイド二つ星の温泉街をめぐり、修禅寺門前で記念撮影。そこからは自由時間で、買い物や見物、温泉入浴、あんみつ屋さんなど、思い思いに時間を過ごした後、早めに帰途につきました。予定より早く5時半過ぎに戻った横浜はまた雨が・・・。
降ったり止んだりの一日でしたが、目的地に着いて歩く時には不思議と雨が上がり、全員日ごろの心掛けが生きた一日でした。修善寺が初めてという方は少なかったと思いますが、ゆっくり歩いたのは初めてという方が多く、短い時間でしたが、お楽しみいただけたようです。足場が悪かったため大事を取ってバスに残った方たちへのお世話が十分にできなかったことなど、お天気以外全てが満点ということはありませんが、全員無事に旅を終えることができましたこと、皆様に感謝申し上げます。今後ともYWAの県外ウオークをよろしくお願いします。