紀州のドンファンと呼ばれた人が生前短い遺書を残した。
そこには自分の亡き後、全財産を田辺市に寄付すると書かれてあった。
ところが、この遺書を巡って遺書は本人自筆でなく偽物ではないかとドンファンの兄弟が訴訟を起こした。
もし残した遺書の筆跡が当人の筆跡と異なると証明されれば、遺書に効力は無く、残された何十億の財産がドンファンの兄弟の方に回って山分けになる。
ドンファンと兄弟は生前仲が悪かったというから、子どものいないドンファンとしては、自分の死後、財産が兄弟に取られることが耐えられなかったのであろう。
仲の悪い兄弟に財産をとられるくらいならまだ女にあげた方がええわい松本人志。
人間て皆、たとえこれっぽっちの権利でも主張する情けない生き物であるが、今回の訴訟全く勝ち目は無いと思われ、こんな金欲しさのための訴訟が最高裁まで行くか?
実に恐ろしい執念じゃのう!
いずれ天罰が下り、世間に大恥をさらすことになるが、いずれにしても、他人の財産に目を向けるは人間として大変恥ずかしい小室。