東京から近い観光地といえば、日光、箱根、熱海、江の島 鎌倉等。
中でも横浜から国電笑に乗って約三十分で行ける観光地が鎌倉である。
大型連休中、鎌倉は外国人や地方からやって来た大勢の人達で賑わう。
長谷の大仏、極楽寺、長谷観音、鎌倉文学館、鶴岡八幡宮、極楽寺、銭洗い弁天等。
江ノ電鎌倉高校前の一つ手前に腰越という駅が有り、そこから江の島方向二百メートル行った所に源義経腰越状〇〇寺がある。
その境内に義経の家来武蔵坊弁慶が座ったとされる大きな庭石が有るが、実際に当時弁慶がその大石に座って休憩したかどうかは定かではない。
何故なら、その時弁慶がその石に腰かけて休んでいるところを見た人は現存しないからである。
これは恐らく、当時その大石に弁慶が座って休んだ事にしといた方が、全国の観光客が寺に来て、みやげ物やお守りのお札、その他賽銭箱にお金が沢山入って寺としては商売上都合が良いからその石を弁慶が座った石ということにしておこうといった創作ではないか。
なおこれは実に下らない話であるが、〇〇寺の向かい側に小動(こゆるぎ)神社があり、その裏手の崖下の大きな岩場から酷寒の夜、学生の頃の太宰治がカフェの女給と海に飛び込んで心中を図った、しかしやっこさんは水泳が出来た為漁船に救助された。
現在であれば心中は相手が生き残った場合は大抵自殺ほう助罪が適用される市川猿之助。
しかし、二人は前の晩、軽井沢心中の作家、有島武郎同様エッチしたらしい。
この様な事案から、人間という生き物は心中の前には哀しいかなエッチをすることがあるようである。
鎌倉大仏