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稲盛和夫の実学―経営と会計/稲盛 和夫

稲盛会計学について

「経営哲学」をベースとした会計学が経営の中枢であると考える稲盛は、『稲盛和夫の実学』の中で、経営のための会計学7つの原則を以下のように述べています。

私は27歳の時に京セラを創業し、ゼロから経営を学んでいく過程で、会計は「現代経営の中枢」をなすものであると考えるようになった。企業を長期的に発展させるためには、企業活動の実態が正確に把握されなければならないことに気づいたのである。

真剣に経営に取り組もうとするなら、経営に関する数字は、すべていかなる操作も加えられない経営の実態をあらわす唯一の真実を示すものでなければならない。損益計算書や貸借対照表のすべての科目とその細目の数字も、誰から見ても、ひとつの間違いもない完璧なもの、会社の実態を100パーセント正しくあらわすものでなければならない。なぜなら、これらの数字は、飛行機の操縦席にあるコックピットのメーターの数値に匹敵するものであり、経営者をして目標にまで正しく到達させるためのインジケーターの役割を果たさなくてはならないからである。

このような考え方にもとづき、私は経理部に経営資料を作成してもらい、その数字をもとに経営してきた。その結果、京セラや第二電電もバブル経済に踊らされることなく堅実に発展を続けている。今振り返ってみると京セラ創業時、会計というものをまったく知らなかったため、それを自分で学び、「人間として正しいことを追求していく」という私自身の経営哲学をベースに「会計の原則」を確立できたことが、その要因であると思える。

このような経営のための会計学を実践していくために、私は7つの会計の基本原則をまとめ、それを実践してきた。

1.キャッシュベース経営の原則
「キャッシュベースの経営」というのは、「お金の動き」に焦点をあてて、物事の本質にもとづいたシンプルな経営を行うことを意味している。会計はキャッシュベースで経営をするためのものでなければならないというのが、私の会計学の第一の基本原則である。

2.一対一対応の原則
「一対一の対応」の原則は、会計処理の方法として厳しく守られなければならないだけではなく、企業とその中で働く人間の行動を律し、内から見ても外から見ても不正のないガラス張りの経営を実現するために重要な役割を担うものである。

3.筋肉質経営の原則
企業は永遠に発展し続けなければならない。そのためには、企業を人間の体に例えるなら、体の隅々にまで血が通い、つねに活性化されている引き締まった肉体を持つものにしなければならない。つまり、経営者はぜい肉のまったくない筋肉質の企業をめざすべきである。

4.完璧主義の原則
完璧主義とは、曖昧さや妥協を許すことなく、あらゆる仕事を細部にわたって完璧に仕上げることをめざすものであり、経営においてとるべき基本的な態度である。

5.ダブルチェックの原則
「ダブルチェック」とは、経理のみならず、あらゆる分野で、人と組織の健全性を守る「保護メカニズム」である。

6.採算向上の原則
企業の会計にとって自社の採算向上を支えることは、もっとも重大な使命である。

採算を向上させていくためには、売上を増やしていくことはもちろんであるが、それと同時に製品やサービスの付加価値を高めていかなければならない。付加価値を向上させるということは、市場において価値の高いものをより少ない資源でつくり出すということである。また、それは、事業活動により従業員の生活を向上させていくと同時に社会の発展に貢献するための前提条件となるものでもある。

7.ガラス張り経営の原則
私は京セラを創業以来、心をベースにした経営、つまり社員との信頼関係にもとづいた経営を心掛けてきた。中小企業であった京セラが厳しい競争に打ち勝っていくためには経営者と社員が固い絆で結ばれ、団結していることが不可欠だったのである。そのような信頼関係を構築するためには、会社の置かれている状況を包み隠さず社員に伝える必要がある。そう考え、私はガラス張りの経営を行い、全社員が京セラの経営状況がわかるようにしてきた。

(『稲盛和夫の実学』より抜粋)

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組織に「少しぐらいの不正には目をつぶろう」という雰囲気が生まれると、やがて組織全体が膿んでいき、いつか必ず組織の屋台骨を揺るがすほどの問題になっていく。

社員が会社全体の状況やめざしている方向と目標、また遭遇している困難な状況や経営上の課題について知らされていることは、社内のモラルを高めるためにも、また社員のベクトル(進むべき方向)を合わせていくためにも不可欠なことである。

社員の力が集積されたものが会社の力なのであり、社員の力が結集できなければ、目標を達成することも、困難を乗り切っていくこともできない。そのためには、トップに対してだけでなく社員に対しても経営を限りなく透明にすることが最低限の条件となる。

標準原価計算による原価管理システムについて→原価計算の発想ですと、製品の供給者が価格を決めるということに必ずなりますから、まずコストありきで、そこから供給者の論理で市場を動かそうとすることになります。しかし、実際は、売値は市場で決まるものです。供給者側の理論でいくと、市場に痛いしっぺ返しを受ける。

10月を迎えるにあたり、雑感

本日をもって本学年も半分が終わろうとしています。

僕の学生生活も残すところあと半年です。

本来であれば9月で卒業しているはずだったのですが、天からの授かりもの(¥30万くらい金を取られるわけですが)だと思い、残り半年間、学生の身分を存分に利用してやろうと考えています。

来年の3月には卒業できることを夢見て。



この半年を振り返ってみると、どこかうだつの上がらない感じでした。

4月を迎えるにあたり、雑感 で設定した具体的な目標「如何に学生離れした1年間を送ることができるか」という点に関して言えば、40点くらいです。

はっきり言って全然ダメでした。

時間の多くを費やしたベンチャーインターンに関して言えば、スタートアップの雰囲気にどこか“慣れて”しまった感があり、また、2011年度卒の内定者や3人目の正社員といった今後会社の主力となっていくメンバーがジョインしたことで、なんだかんだで肉体的にも精神的にも法律的にも所詮はインターン生である僕に対する権限委譲の限界や情報の格差が垣間見えてきたことでモチベーションが下がったりもしました。

決していじけているわけではありません、生まれたての赤ちゃんみたいだった会社が徐々に大人の会社になっていくということは心から喜ぶべきことです、スタートアップに参画して会社が成長していく過程を見届けるのは本当に素敵な体験でした。

それに、そうはいってもたぶん僕は普通のインターン・アルバイトとは比べものにならないくらい色々やらせてもらっています。

そんな僕のポストを虎視眈々と狙っている優秀な後輩もたくさんいますし、僕の余命も、残すところそう長くはありません。

要するに何が言いたいのかというと、次の半年で120点の生活を送ります、そうすれば1年間でのアベレージは80点になりますので、そこそこ良い感じです。

やってやる、オレはこんなもんじゃない!

Getting Started with App Inventor

7月後半にApp Inventor for Android - Androidアプリ開発は儲かるのか ということで、プログラミング知識のない人でもAndroidケータイ向けのアプリを簡単に作ることのできるツール“App Inventor”に応募しておりました。

実を言うと僕もすっかり忘れていたのですが、昨日、ようやくGoogleから招待状が届きました、以下のような文面です。

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Welcome to App Inventor!

About App Inventor:
App Inventor for Android allows people with minimal programming experience to create simple, personal apps for Android devices. It has a number of features which ease app development. App Inventor is best suited for people who are eager to learn the basics of programming and are interested in making basic apps for their personal use.  

Remember the Beta Tag:
App Inventor is currently available as an invitation-based beta product. We are limiting access in order to ensure that our systems can handle the load. As a beta product App Inventor still has rough edges and missing features. In some cases the rough edges include un-pleasantries such as: installing Windows device drivers, installing Java on your computer, and fiddling with settings on your phone. We are working hard to smooth out the rough edges and we appreciate your use of App Inventor while we are in this beta state. It may sound a bit cliche but it really is true, your use of App Inventor today will help us make it better for the future! Now on to the good stuff.

Getting Started with App Inventor:

Complete these 3 steps to start using App Inventor:
  1. Set up your phone and computer.
  2. Connect your phone to your computer.
  3. Complete the basic tutorials .
Take your App Inventor knowledge to the next level by:
Happy Inventing!
Google's App Inventor Team

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ふむふむ、「Connect your phone to your computer.」って言われても、僕はAndroid携帯を所持しておりません。

笑止千万。

ガラゲーを持っていなくてもPCさえあればモバイルサイトは制作できますゆえ、Android携帯持っていなくてもAndroidアプリはつくれると思っていました、そうですね、すべて僕が悪いです。

最後になりましたが、一応、何らかの情報を期待していたのにも関わらず間違えてこのブログにアクセスしてしまった方々のために初期設定に役立ちそうな記事を紹介しておきます。

Google App Inventorの初期設定の仕方

実際にApp Inventorを使ってみた人とかいたら、是非感想とか教えてください。

それではさようなら。

ベンチャーインターンシップ事業

大音量で音楽を聴いているので原因は知りませんが西武新宿線が何らかの理由で止まってしまったので日記でも書こうと思います。

5月くらいから、インターン先では医療関系のメディアを収益化させる仕事をやらせてもらっています。

収益化の目処はほぼほぼ立っているのですが、やることはまだまだ腐るほどあります。

9月から、それに加えてインターンシップのメディアにも関わらせてもらうことになりました。

今まで担当していた慶應生がインドに飛び立っていったからです。

このインターンシップ事業には、これまで担当こそしていなかったものの、並々ならぬ思い入れがあります。

全部書こうとすると長くなるので極端に割愛しますが、そもそも、圧倒的に強い競合が存在しない『ベンチャー×インターンシップ』というテーマの事業はずっと前からやってみたい事業の1つでした。

だから、3月にいた京大のインターン生にインターンシップがテーマのサイトをつくるように仕向けたのも実は僕です。

本当は僕がつくりたかったんですけど、結果的にそれがようやく自分の手に戻ってきた感じがしています。

苦節1年、ようやく「やりたいこと」が仕事になったような感覚があります。

それゆえ、この事業の成長と成功に途中までしかコミットできないことが残念でなりません。

あ、西武新宿線が動き始めました。

それではさようなら。

弊社

内定先である通信キャリアの最終面接で、やたらと今のインターン先のことについて聞かれました。

僕は一生懸命、「弊社は…」「弊社の場合ですと…」、真剣に答えました。

すると、50代も半ばであろうと思われる面接官が不満そうな面持ちで、「君、さっきから弊社弊社と言っいてるけれど、君はそこの社員のつもりなのかね?そもそも、本当に新卒でうちに来る気はあるのかい?」

僕「はい。私は名実ともに社員ではありませんが、そのようでありたいとは常に思っています。ですから、御社には転職するような気持ちです。」

面接官一同はほっこりした笑顔で僕を見つめてくれましたが、今思い出しても飛びぬけて生意気な新卒でした。

ただ僕が面接官に対して放ったその言葉に嘘はありません。

一般的に超大企業だと新人1人のP/Lが黒字になるまでには3年程度かかるなんていう話をどこかで聞いたことがあります。(それだけ会社に体力があるというだけの話で、それが良いとか悪いとか言いたいわけではありません)

しかし、弊社のようなスタートアップではそんな悠長なことは言っていられません、それを言い出したら、待っているのは倒産です。

社会とは時に残酷なもので、新卒1年目だろうがなんだろうが赤字を垂れ流している人材は悪以外の何物でもないのです、それは誰かが昨日今日言い出したことではなく、小資本のベンチャー企業にとってはそれが法律なのです。

だから、僕らはインターン生ながらに、これは大袈裟な表現かもわかりませんが、1人の事業家として黒字を求められています。(もちろん最初は文字通り何もできません、僕の場合だと半年以上の下積みがあったからこそ今のように大きなプレッシャーのかかる仕事を任せてもらっているという事実があります)

幸せです、やはり責任のある仕事は楽しいです、もちろん簡単ではありませんが。(簡単ではないから面白いと感じるのかもしれませんが)

そう感じることのできる環境にいる僕は、やはり恵まれいると思います。

他人を悪く言うつもりはありませんが、「他人に使われるのが嫌だ」とか「自分には力がある」とか考えている人ってそれはもう腐るほどたくさんいて、ベンチャー企業にはそういう人がよく飛び込んでくるんですが、じゃー実際に自分次第でいくらでも業績を変えることのできる環境を手にした瞬間、今度は自ら他人に使われることを望みだしたり、自分が成果を上げられない事実を会社の責任にしはじめる人って、けっこう多いんです、何が彼等をそうさせるのかはわかりませんが。

僕はまだまだダメリーマンの域を脱していませんが、それでも前項のようなネガティブな感情を持つことなく仕事を楽しめているということは、やはりそれでけ環境に恵まれているということだと思うわけです。

ここで脈絡なく断っておくと、当然、最初はつまらない仕事も多かったです。

つまり何が言いたいのかというと、今弊社には4年生以外にも1、2、3年生のインターン生がいて、今は色々と辛い時期だったりすると思うのですが、どうかベンチャー企業に飛び込んできた時の最初の気持ちだけは忘れないで欲しいなと強く願っている次第です、もとい、いつも偉そうで恐縮なのですが、人のせいにするのって本当に簡単だから、今はまだそういうのしてほしくないと思っていて、とにかく自力で這い上がってこいと、酔っ払いの僕は考えています。

一応、4年生達はみんなそうやって今のポジションを勝ち取ってきたわけです。

明日は往訪2件、気張ったろ。