◆主な比較機器
本記事では、会話が可能な小型のBluetoothスピーカーとして、主に以下の3機器を比較しています。画面左から、
- LINE CLOVA Friends MINIONS
- Bose SoundLink Micro
- Anker Soundcore Mini 3
です^^
◆マイク付き小型Bluetoothスピーカーを探していた理由
- スマホで快適にLINE通話をしたい
- iPhoneのスピーカーだと相手の声が小さくて聞こえにくいことがあり、通話が苦痛だったため
- テレワーク中パソコンでWeb会議をしたい
- 会社のノートPCは折りたたみ、外付けモニター等を取り付けてデスクトップPC化してるので、PC本体のマイクは自分の体から遠い位置にあって、使えないため
◆求める性能・機能
- マイク性能が良い(=iPhoneと同レベル)
- 音量が大きい(=iPhoneの2倍以上)
- 音質が良い(=仕事中のBGM用として我慢できる)
- 手のひらサイズ(=デスク上の邪魔にならない、出張しやすい)
- ケーブルレスですっきりしたいので、以下は必須
- Bluetooth接続
- バッテリー搭載
◆比較結果(個人の主観)
- 10点満点中、「iPhone SE 第2世代」の性能を「5点」として評価します。
- iPhoneのスピーカーの音質が悪いので、10点を超える点数も一部あります(^^;)
- マイク性能は、iPhoneと対象機器をBluetooth接続し、iPhoneのボイスメモアプリで自分の声を録音し、その後iPhone本体のマイクの録音結果と比べて品質を評価しています。
Anker Soundcore Mini 3
Amazonのセールで3,192円で購入しました。
良かった点
- 音量 → 7点(出力6W)
- LINE会話や、作業中BGMとしては十分です。
- 音質 → 10点
- 大きさ、重さを踏まえると、この音質は非常に良いです。
- BGM用としては十分です。
- 重さ → 230g
悪かった点
- マイク性能 → 1点
- 後述するBose SoundLink Microに比べるとおもちゃレベルです。
- マイク位置も悪く、本体側面に1箇所あるのですが、ここと口を近づけないとうまく音を拾ってくれません。
- ボタンが押しづらい
- 電源ボタンや音量ボタンが側面に円筒の側面にありますので、探しにくいです
LINE CLOVA Friends MINIONS
メルカリで中古で2,000円で購入しました。
良かった点
- マイク性能 → 5点
- 重さ → 268g
悪かった点
- そもそもマイクをスマホやPCから使えない
- CLOVAはいわゆる「スマートスピーカー」という種類の製品で、それらは常時、人間からの呼びかけに応えるために、本体が常にマイクを使用しています。従って、スマホやPCから本体のマイクを使用できません!(買ってから知りました。勉強不足でした)
- 音質 → 7点
- BGM用としてはイマイチです。
- Soundcore Mini 3と比べるとガクッと解像感が下がります。
救われた点
- 「LINE無料通話」機能でLINE通話は可能
- CLOVAには「LINE無料通話」という機能があり、これを使うと相手とのLINE通話ができたので、やりたいことの半分は満たせ、ちょっと救われました(^o^;)
Bose SoundLink Micro
楽天のヤマダ電機店で約1.2万円で購入しました。
良かった点 → 私の要求を全て満たしてくれたところ
- マイク性能 → 4.5点
- iPhoneと比べてほぼ遜色ありませんでした。
- 音量 → 15点
- 他と比べて圧倒的にでかい音が出ます。
- 音質 → 15点
- ベースの音がSoundcoreと全く違います。
- 傾けられる → 下図参照
裏には取外し可能な伸縮性のバンド(紫のやつ)が着いてます。
これに、100均で買った金具が入ったケーブル収束バンド(赤いやつ)を下図のように取り付けています。
こうすると斜めに立ってくれて、本体上部のマイク(3つの穴の部分)やスピーカー面が顔を向いてくれるので良いです。
悪かった点
- 充電ポート → Micro-B USB端子
- Type-Cであってほしかった。。
- 重さ → 290g
- Soundcore Mini 3(230g)と比べるとずっしりきます。
~その他、家電量販店での比較結果~
1万円程度のスピーカーフォン
職場でも使っていますし、会話といえばスピーカーフォンかな、ということで、以下の製品も視野に入れていました。特にeMeetはAI技術によってキーボードの音を消去してくれるなど、魅力的な機能があり買う寸前でした。
ところが、Jabra SPEAK 510を店頭で試した結果、全体的に品質が低くスピーカーフォンに魅力を感じなくなってしまったため、買うのをやめました。
- eMeet Luna Lite
- Kaysuda SP200
- Jabra SPEAK 510
- Anker PowerConf S3
スピーカーフォン(Jabra SPEAK 510)の悪かった点
- マイク性能 → 3点
- 音量 → 4点?(出力3W)
- 詳しく比較できてませんが、小さいです。
- 音質 → 4点?
- 詳しく比較できてませんが、BGM用にはできないと評価しています。
Sonos Roam
良かった点
- マイク性能 → 6点
- iPhoneより若干よかったと思います。
悪かった点
- そもそもマイクをスマホやPCから使えない
- Roamは、スマートスピーカーの機能があるためかと思いますが、LINE上でスピーカーの切り替えができず、通話には使えませんでした。マイク品質が良いだけに、残念でした。
- 音量
- もちろんiPhoneよりは全然大きいのですが、大きさの割には音量が小さいと感じました。きちんと比較できていませんが、おそらくBose SoundLink Microの方が大きな音が出てたと思います。
◆まとめ
今回の比較機器の中で、私の要求を満たしたのは、「Bose SoundLink Micro」だけでした!
ポイントは以下です!
- マイク性能が高い
- iPhoneと同レベル
- 音がでかい
- iPhoneと比べると5倍、いや10倍?
- 音が良い
- iPhoneと比べると大人と子供。比較すること自体が失礼。
若干値は張りますが、快適な家電ライフを満喫できそうです!
マイクロくん、これから末永くよろしくね^o^
ここまでお読みくださりありがとうございました。^o^/