暇な一大学生の読書遍歴

暇な一大学生の読書遍歴

大学生になってホント暇・・・。とにかく毎日読書にふけって、その感想やら何やらを適当にしるしていきたいと思います。時々、社会情勢についての意見やらもポツポツ書いてみようかな、と思っております。

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書評に関しては、本当に二週間近く更新してませんでしたね。
まぁ、この時期出費が多すぎて、今までのペースで本を読むと、財政が破綻してしまうという極めて現実的な問題から起因するんですけどね。笑


というわけで、本日読んだ本はこちら↓21世紀の薩長同盟を結べ (星海社新書)/倉本 圭造

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題名にもありますが、まぁ毎度おなじみの星海社文庫ですよね。

新書としてはかな分厚めの見た目となっており(まぁ、実際に内容が濃いのですが)、少々読み始めるのに度胸が必要でした。

「自己啓発本」というくくりでいいのですかね、一応。
内容的には、作者独自の観点から見た、これからの日本に必要な「思想」ですね。


この「思想」が、非常に面白かったです。


受験勉強の時に読む「現代文」や、入学後に読んだ多くの本を通して、さまざまな「現代社会論」に触れてきました。


大体、現在の主流になっているのは、二つの観点ですよね。

・グローバル主義
・原点回帰主義


このどちらかの論調で現代社会を支持・批判する本がほとんどだと思うんですよ。



この本の面白い部分はそこですよね。
この二つの観点に縛られるわけではなく、だからといって中道的な中途半端な理論でもなく。
この二つの観点にある「齟齬」を解消してこそ、新しい社会への転換ができる、というなんとも新鮮味のある内容でした。



内容に関しては詳しくは述べませんが、かなり現代日本社会における実情を理解して書かれているという実感を持ちましたね。
まぁなんでも、著者である倉本氏は京大出身のエリートで、マッキンゼー(エリートコースすぎて、怖いですよね)入社。その後、独自の考えからブラック企業やら宗教やらといろいろな業界に足をつっこんだとか。

そこまでして初めて、この着想を得たのでしょうね。


ただ、内容そのものは非常に面白かったのですが、厚い本の中で何度か重複する内容が書かれていて少々飽き飽きする部分があるということと、

本著の冒頭部にも書かれていますが、さまざまな層の人に読んでもらうためにある程度噛み砕いた説明の仕方を採用しているようですが、ちょっと噛み砕きすぎた感が否めないという二点ですかね。


内容をものすごく細かく理解したいのに、時々混じる安易な表現に理解を妨げられるというかなんというか・・・。
ですが、内容の面白さを考えたら、その二点もほとんどないに等しいですかね。




巷にあふれる思想に飽き飽きしているあなたには、ぜひおすすめの本だと思います。


ではでは本日はこの辺で。