1975年に終結したベトナム戦争。
その時の写真や武器、さらにはホルマリン漬けの胎児を見ることができる戦争証跡博物館を訪れた。
見ている間は言葉がでなかった。目をつぶりたくなるものも多かった。
その中でも最もショックだったのは枯葉剤によって異常な形で生まれてきてしまった人々の姿。
枯葉剤によって無脳症、口裂症、日本でも知られているベトちゃんドクちゃんのような結合体双生児、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など様々な病気を引き起こしている。
枯葉剤によって奇形児が生まれてきてしまったことは知っていたがまさかこんなにもひどいものだとは知らなかった。
人間はこんな姿かたちで生まれてくることができるのか?と思うような信じられない写真ばかりだった。
枯葉剤の影響はベトナム人だけでなく、散布した側のアメリカ人兵士や、その子供たちにも影響を与えている。
肌が異常に荒れてしまったり、子供が奇形で生まれてきてしまったり。
ベトナム戦争は枯葉剤、爆弾などによって命を落としたり、重傷を負ったりした被害者の多くは一般市民たちだ。
日本人のカメラマンも何人も戦地に行って写真を撮っていたことも初めて知った。
そして日本人が撮った写真を展示しているエリアがある。
いまだに道を歩いていると小人症の人、手がない人、M字に足を開いてしか歩行できない人、
台車にうつぶせになりながらでしか移動できない人、体が異常な方向に曲がってしまっている人などを
見かける。そしてやはりそういった人々は最下層の仕事しかすることができない。
ベトナムは東南アジアの中でも最も経済的に成長し、発展した国のひとつでもある。
しかし40年近くたった今でも戦争による後遺症は残っている。
裕福な暮らしをできるようになった人々がいる。
一方で貧しいままでいるしかない人々もまだまだたくさんいる。
そしてその格差はひらいていくばかりだ。
今でも世界のあちこちで紛争は起こっている。
やはりその犠牲となるのは上の人たちでなく一般市民。
歴史を文章で知るだけではなく視覚によって実際の光景を知ることで絶対こんなことしちゃダメだって強く感じる。
人類はどうしてこんな酷いことを繰り返すんだろう。
後遺症も含め21世紀の間に戦争はなくなるんだろうか。
そんな明日9月2日は1945年の独立記念日。
*自分の無知によりうまく言葉にするのが難しく差別用語と捉えられてしまう表現もしてしまっているかもしれませんが、そういった気持ちでは一切書いてないのですいません。