江戸前デートしました〜〜。
って言っても、江戸前寿司を食べたとか、江戸前天麩羅を食べた、とかそう言う話じゃなくて、
ただ単に、「お江戸を愉しむ会」の講座の前に、メンバーのてっちゃんと散歩をした〜〜って言うだけの話、なんですけどね。
→「お江戸を愉しむ会の受講前に」だから、略して「江戸前」ね。
この日は、雨と雨の合間の貴重な晴れ間の一日で、日差しも強かったし、尚且つかなり蒸し暑かったので、
決して、「絶好のお散歩日和」では無いなぁ
だったのだけど、「雨天中止(曇天決行)」と言う取り決めだったので、
「思ったよりもお天気良くて、暑いから辞めよう」と言うのも「そもそも行く気があるんかい」な話だよなぁ〜と思い、決行致しました。
ところが、お散歩場所に選んだ所が大正解で、これが思いの外快適でした
お散歩したのは港区にある「都立自然教育園」。
遊歩道のほとんどが木陰になっていて、敷地内に吹く風は敷地の外の周囲に比べて明らかにひんやりと心地良くて。
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よく、「都心部には緑が無い」みたいなコトを言われますが、確かに手付かずの豊かな自然とかは全く望めないけれど、どうしてどうして、意外と「緑はちゃんとある」って思っています。
屋上庭園などの人工的なモノから、明治神宮の森とか、こことかのように昔からの緑が保存されているパターンまで、様々な形で。
やっぱり緑(植物)には人の心を癒し、元気にしてくれるパワーがあるなぁ(例え、それが周りをビルに囲まれた限られた一角であったとしても)
としみじみ思いました。
そして他日、
「お江戸を愉しむ会」の幽霊会員である(笑)落語家の公四楼クンの「立川公四楼 前座勉強会」を聴きに行って参りました。
初めての一人会。
全部で三つのお噺を披露するとの事で。
今回聴きに行ったメンバーは、
行きつけの喫茶Pのひさぽんとひさぽんの夫さんとお江戸の会の先生と私、の四人でした。
私とひさぽんは最寄りのバス停で待ち合わせ。
ひさぽんの夫さんと先生とは会場で合流です。
会場は柳橋。
私にとっては、普段全く馴染みもご縁も無いエリア。
公四楼クンにとっては、生まれ育った地元中の地元
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この辺りは、池波正太郎さんの数々の作品の舞台となっているところ。
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昔ながらの面影を残す船宿が並びます。
屋形船で天麩羅……一度も経験がありません。
一度は体験してみたい……と言う気持ちもあり、お店前に掲げてある「天麩羅コース」のお値段表を眺めると、……う〜〜ん…このお値段を出すのならば、違うお店の違うお料理が良いかなぁ〜と思ってしまうので、
「死ぬまでにやりたいことリスト」には登録ならず笑笑
→公四楼クンは、小学生の頃に、親御さんが船宿を経営されている同級生のお誕生会でジュースと天麩羅とケーキを味わったコトがあるそうです。
そりゃいいね
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立川公四楼くん。
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今回のお噺は、
「子褒め」
「十徳」
「元犬」
の三つ、でした。
前回、浅草の木馬亭に前座として出演した時には、
あれ
どう言うオチの何という噺だったっけ〜〜
になってしまったのですが、今回は三つともちゃんと覚えています。
中でも「子褒め」は前座さんが一番最初に教わる噺らしく、八か月前の彼の初舞台も「子褒め」でした。(→彼の噺を聴きに行くのは、今回で三回目となります)
ひさぽんと二人で、「八か月前に比べると大分上手くなったんじゃない」な〜〜んて、
「ど素人」の癖にあまりにも偉そうな上から目線で
会が終わった後は、柳橋がライトアップされていて、また違う趣に。
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柳橋のたもとにある「小松屋」さんは創業が明治14年の江戸前の佃煮屋さん👆
現在の四代目のご主人が今回の一人会の発起人だとの事。
江戸っ子好みの「甘くない佃煮」がウリで、表の看板にあった「一口穴子の佃煮」というのに心惹かれたのですが、なんとなくお店に入る勇気が無くて
会場入りした後で、「旦那を見てくるわ〜」と退出したひさぽんが
「小松屋さんの佃煮買って来ちゃった〜〜」
わ「あ、いいなぁ〜私も買いに行こうかなぁ何を買ったの」
「シラス山椒の一番小さいサイズ」
「一口穴子のお値段、分かる〜」
お値段を聞いて、
「だよね〜〜」と一旦浮かしかけたお尻をまた椅子に戻した私、でございました笑笑
小松屋さんの斜め向かいにある和菓子の「梅花亭」さん。
こちらは創業が嘉永三年(1850)。
江戸時代から続く老舗です。
こちらのお店の商品にも心惹かれつつ、結局中には入らず。
会が終わったら、覗いてみる〜
そう思ったのですが、18時閉店だったので、間に合わず。
柳橋近辺。
公四楼クンのお陰で、滅多に行く機会がないエリアに行くコトが出来ました
ではまた