屏風ヶ浦を後にして向かったのが、銚子電鉄の戸川駅。
銚子電鉄というのは、瀕死の赤字電車を名物社長さんがなりふり構わないアイディアで倒産の危機を見事に回避させたコトで有名な電鉄会社です。
銚子名物のぬれ煎餅を「奇跡のぬれ煎餅」と名付けて製造販売したり、他にも「不味い棒」(うまか棒のパクリ)、挙げ句の果ては、線路の石コロを缶詰にして販売したり。
とにかく、
「皆さ〜〜ん助けてくださ〜〜いこのままでは確実に潰れてしまいま〜〜す」
を必死にアピールしました。
その結果、今も経営危機は続きながらもなんとか、かんとか存続中
そんな駅の一つである戸川駅へ。
歴史を感じさせる趣きのある駅舎
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タイムスリップしたかのような黒板の運賃表
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待合室
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ホームの灯りも超レトロ
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駅にディスプレイされている車両
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経営危機の打開策の一つ、「駅名愛称のネーミングライツ」
応援してくれる企業を募って、単なる駅名愛称命名権だけでなく、銚子活性化への熱い想いを持って共にチャレンジしていくパートナー企業としての役割を担って下さる企業さんに集まって貰ったそうです。
そうなると、何かしら自社製品などをアピールしたくなるのが当然の人情だと思うのですが、
ここ戸川駅の駅名は
「ありがとう戸川駅」。
千葉県松戸市にある早稲田ハウス株式会社さんだそうです
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次に向かったのが、「銚子で一番高いとこ、」がキャッチフレーズの
「地球の丸く見える丘展望館」
地球が、じゃないのって思うのだけど、地球の、なんです。
三階の展望ラウンジからは、確かに360度グルっとま〜るいま〜るい水平線を実感することが出来る圧巻の眺めでした
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そして、
「三時間観光お任せコース」の最終目的地は、「ヤマサ醤油工場の見学」でした。
何故か、めっちゃ推されて、「分かりました」と言わざるを得ない感じ。
何かしら、そこには「大人の事情」があるような気が致しました笑笑
実は、いくら朝が遅かったとは言え、さすがにこの時点でお腹が空いてしまっていて、
本音を言えば、工事見学よりも、何処ぞ屋外の眺めの良い場所で、モコが握ってくれたおむすびを頬張りたかったのですが、
諦めて、覚悟を決めて久しぶりの工場見学。
でも、この日はかなり日差しが強かったので、まあそれも良いか〜〜って思ったのだけど、
実際は、ほとんど外からの見学が多かったです笑
工場敷地内は一切の撮影NG
との事だったので、工場見学の記事は割愛します。
敷地内には、醤油麹の匂いが立ち込めていて、
ああ、この匂いは、日本人のDNAに刻まれた懐かしい匂いだなぁ〜って思いました。
醤油、味噌、海塩、
この三つは決して失ってはならない日本人の宝だと思うのです。
そして、こちらでもやはり強制記念撮影。笑笑
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くり抜かれた醤油樽の中。👆
楽しかった盛りだくさんの三時間観光を終えて、モコ宅に送り届けて頂いてから、かなり遅めのおむすびランチ。
おむすびの具は、モコお手製のカツオの佃煮で、とっても美味しかったです
そして、前夜、お鮨屋さんの近くの美味しい手作り豆腐屋さんで購入したデザート→小豆入りの朧豆腐に黒蜜ときな粉を掛けて食べるモノ も頂いたので、
ほとんどお腹が空かないまま、歩いて20分のところにあるお魚が美味しい居酒屋さんへ。
お腹空いてなかったのだけど、どれも全部美味しかった〜〜です。
お刺身盛り合わせ
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初めて頂いた、はまぐりのフライとアンコウの酢味噌和え。特に、蛤のフライは、衣がサクッ、中はプリふわ、また食べたいです
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キンメの煮付けと白身魚の柚子おろし餡掛け
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苦手な方が見たら、
ギョエ〜〜
かもしれないけれど、
私は子供の頃から大好きなキンメの大きなおめめ。
お行儀悪いけれど、周りのゼラチン質の部分をしゃぶるのが醍醐味。
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今回の銚子滞在で、私のリクエストが
「美味しいお鮨」と「マリーナから見る海に沈みゆく夕陽」の二つ、
だったのですが、マリーナから太平洋に夕陽が沈むのは、十月下旬から二月の間、だと分かり、そちらはまた今度のお楽しみにしたのですが、
代わりに居酒屋さんの窓から見た夕陽。
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お料理、どれも美味しかったのだけど、流石に完食は出来なくて、持ち帰り可能なキンメの煮付けだけはパックを頂いて、
翌朝、美味しく頂きました
これにて、フードロスを出すこと無く、全て完食
旅、最終日へと続きます