昨日は、待ちに待った「金継ぎ」をはるみさんから教えて頂く日でした
日程を決めた時には
「まだ随分と先の話だなぁ〜」
って思ったのですが、今回も、来てしまえば「あっという間だった」という「かなり先の予定あるある」でした
どきどき
わくわく
金継ぎ…そんなお洒落な作業が、不器用が服を着て歩いてるような…この私にも本当に出来るんだろ〜か〜
先ずは、はるみさんが「金継ぎ」された器を見せて頂きました。欠けとヒビ、というパターン。
うん。素敵
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まずは、水、砥の粉、生漆を混ぜ混ぜして錆漆を作る
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私が直したい器は、小さな欠け、だけなので一番簡単なパターン。
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この欠けてしまった部分に、錆漆を爪楊枝で周囲から盛り上がるように置く
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で、
今日の作業はここまで
え〜〜っ
マジですか
この状態で、一カ月程、錆漆が完全乾くまでひたすら待つ
乾いたら、周囲から盛り上がっている部分を、最初はカッターナイフで削る。
仕上げはサンドペーパーでより滑らかに
はるみ先生のこの状態の器で練習させて頂きました。
自分で「良し」って思える滑らかさになったら、(万が一削り過ぎてしまったら、もう一度やり直す事も可能)
そこに生漆を塗る。この時も周囲から盛り上がる厚さで。
また一カ月程しっかり乾かす
乾いたら、今度はカッターナイフは使わずにサンドペーパーだけで滑らかにする。
そこまで出来たら、またはるみ先生のお宅へ伺って、金色の粉を乗せて行く。
つまり、次にはるみさんのお宅に伺うのは二カ月後となります。
ご近所さんだったら、錆漆が乾いた状態で「またいらしてね」なのだけど、「わーこさんは遠いので、そこまでは宿題としてご自宅で。分からない時はいつでも聞いてくださいね」って。
(ドアtoドアで二時間近く掛かったから、ちょっとした小旅行気分でした)
砥の粉とサンドペーパーと漆を塗る筆はご自身のを分けて下さり、自宅で使う生漆は予め購入しておいて下さっていました。
最寄りの駅までは、はるみさんが車で送迎して下さるという至れり尽くせりぶり
はるみさんのお宅のお庭には様々なハーブ。リビングは、ぽかぽかと日が当たり温かくて心地良いキッチンは「毎日楽しく愛情を込めてお料理される方なんだな」というのが一目でわかります
お声も話し方も、可愛いらしくて、とっても魅力的。一度お逢いしただけで、大好きになってしまいました。
二カ月後といえば、上手くタイミングが合えば、駅からお宅までの桜並木が見頃を迎えている季節です。
今からめっちゃ楽しみ
そして、はるみさんとは、金継ぎ以外にも今後とっても嬉しいご縁を頂ける事になり、
今回、はるみさんを紹介してくれたYちゃんには感謝しかないです
そのYちゃんと金継ぎ前の腹拵えに頂いたランチがこちら👇
お豆さんのキーマカリー。
程よいスパイシーさで、とっても美味しゅうございました
ではまた