細胞分裂を阻害するというのは
この場合、有毒物質が細胞のタンパク質合成を阻害して
細胞の死を引き起こす、ということね。
はい、これによって色々な重い症状がでます
有名なのはトウゴマの実に含まれるリシンという有毒物質ね
これはレクチンという物質の一種ね。
はい。
リシンは,腸管出血性大腸菌の毒素と同じ作用を持っていますね。
そもそもレクチンというのは毒性が強く
症状は重度の嘔吐、胃腸からの出血、腹痛、脱水などです。
腎臓や肝臓傷害、運動失調や振るえ、けいれんも引き起こします。
死亡例もあります。
ただ、レクチンは種を潰さない限り出てこないので、
丸ごと飲み込まれてしまえば、症状を起こさない場合もある、というわけね。
そうです。
症状は食べてから6~42時間くらいまでに出て、2~6日程持続します。
この写真の実は赤いですけれど、まだ青かったり、
枯れて茶色だったりで色は変わります。
その他に、
イヌサフラン、キツネユリ(グロリオーサ)、
アメリカミヤオソウという植物にも
動物の細胞分裂を阻害する毒性があるわね。
その結果
出血性の下痢や嘔吐、食欲減退、よだれ、起立不能などがみられます。
骨髄の動きが抑制されて、
貧血や白血球の減少が起こることもあります。
イヌサフランは人でも死亡例が出ています。
葉っぱが食べられるギョウジャニンニクと非常に似ているそうなので
厳重注意が必要ですね。
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