日本ダービー2020予想【出走予定馬分析】初めて経験した一線級相手の戦いで心身共に大きく成長したと同時にダービー最多勝騎手を鞍上に迎え、若き欧州の名手が絶賛した潜在能力を最高の舞台で発揮するのはアノ馬!?
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2020年5月31日(日)
東京競馬11レース
第87回 日本ダービー(G1)
東京芝2400m
《日本ダービー2020》
《レース展望》
かつては『日本競馬の祭典』として多くのホースマンが最大目標にすると同時に『3歳最強馬決定戦』として君臨してきた日本ダービーですが、2010年あたりから徐々にその権威に陰りが見られるようになっているのは一部の競馬ファンの間で囁かれる『内枠有利』の傾向が影響しているのは間違いなさそうです。もちろん他のG1でも枠順による有利・不利は存在し、公正な抽選によって決められているため個人的にも過去のダービー馬を卑下する気持ちは全くありませんが、それでも絶対能力の高さがストレートに表れやすい日本の競馬場の中でも有数のチャンピオンホース決定戦に相応しい舞台とされる東京2400mで行われながら、近年急激な高速化が目立つ春の東京競馬場の芝コースが大きな盛り上がりに水を差しているのは否定できない面があると同時にJRAにとっては皮肉とも言える結果となっているのではないでしょうか。それを証明する結果となったのが昨年の結果で、戦前までサートゥルナーリア、ダノンキングリー、ヴェロックスの『三強対決』、もしくは『サートゥルナーリア一強』と見られていた中で、1枠1番の最内枠から終始内ラチ沿いをロスなく先行した12番人気のロジャーバローズが高速馬場を味方に最後まで押し切ってしまった直後の空気感は最高峰のG1が終わった直後のものとは思えないほど冷め切ったモノでした。さらに、ロジャーバローズがその後屈腱炎で引退してしまい同馬の能力を証明する機会がなくなってしまったのがよりその傾向を鮮明にしているとも言えそうで、もちろん東京2400mを先行して押し切るレースは地力の高さがないと不可能ではありますが、それまでの実績を見る限り今後もロジャーバローズのダービーが『フロック視』されてしまうのはJRAの方針が巻き起こした『贖罪』と言わざるを得ないかもしれませんね。近年の日本ダービー馬の中でも2年連続凱旋門賞2着や有馬記念2勝など輝かしい成績を残し、唯一無二の活躍馬となったオルフェーヴルが勝利した2011年が近年稀に見る不良馬場で実力のない馬から脱落していく『サバイバルレース』となり、本当に強い馬が上位を独占する結果となったのも興味深いポイントで、競馬ファンだけでなく関係者も含めて全ての注目度が段違いの日本ダービーだけは枠順による有利・不利がないフラットな馬場状態での開催を切に願うところですね。
今年は既に『ディープインパクト産駒最高傑作』の呼び声の高いコントレイルによる無敗の二冠達成なるかが最大の焦点となりそうですが、皐月賞で最後まで食い下がったサリオスの巻き返しに加えて別路線組も含めて素晴らしいレースになりそうです。コロナウイルスの影響によって無観客競馬となってしまったのは非常に残念ですが、画面を通じてでも感じられるような熱い頂上決戦を期待してレースを楽しみたいですね。
《日本ダービー2020》
《予想オッズ》
①人気 コントレイル 1.7倍
②人気 サリオス 3.1倍
③人気 サトノフラッグ 7.3倍
④人気 ワーケア 12.8倍
⑤人気 ヴェルトライゼンデ 31.5倍
《日本ダービー2020》
《出走予定馬分析》
コントレイル(牡3)
騎手:福永 調教師:矢作(栗東)
主な勝鞍:皐月賞(G1)
ホープフルステークス(G1)
東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)
デビュー戦を完勝して挑んだ2戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスでは直線ムーア騎手の激しいアクションに応えて一追い毎に後続との差を広げると、レースレコードを1秒以上も更新する5馬身差圧勝で重賞初制覇を飾り、福永騎手に手綱が戻ったホープフルステークスでは終始抜群の手応えで好位追走から直線余力十分に抜け出すと最後は流す余裕を見せての楽勝で無傷のG1制覇と共に最優秀2歳牡馬の栄冠も獲得しました。その後トライアルを挟まずぶっつけ本番となった前走の皐月賞では前日の激しい雨で荒馬場となった中で1枠1番の最内枠の厳しい条件となりましたが、これまでとは異なる後方待機策から4コーナーでは父ディープインパクトを彷彿とさせる手応えで一気にポジションを押し上げ、直線ではもう1頭の無敗馬サリオスとの叩き合いを半馬身制してデビューから無敗での皐月賞制覇を達成しました。デビューから4戦全てでメンバー中最速の上がりを計時している安定感抜群の末脚に加えて、高速馬場からパワーを要するタフな馬場状態でも安定して能力を発揮できる幅広い馬場適性、さらに皐月賞で見せた後方から長くいい脚を使う競馬でも結果を残すことが出来たのは今後の活躍を見据えて非常に大きな収穫となったのは間違いないでしょう。血統面や東京スポーツ杯2歳ステークスの走りから見ても高速馬場の可能性が高い東京コースに替わるのが大きなプラス材料となるのも確実で、重箱の隅を突くのであれば【まだ負ける競馬の形が分からない】のが唯一の不安材料と言えそうですがダービー馬の栄冠に最も近い立場にいるのは疑いようのない事実と言えるのではないでしょうか。
サリオス(牡3)
騎手:レーン 調教師:堀(美浦)
主な勝鞍:朝日杯フューチュリティステークス(G1)
サウジアラビアロイヤルカップ(G3)
皐月賞(G1)2着
東京1600mの新馬戦を直線一気の末脚で完勝すると、続くサウジアラビアロイヤルカップでは直線一旦はクラヴァシュドールに前に出られながらも余力十分に差し返す味な競馬を見せて重賞制覇を達成し、堂々の1番人気で迎えた朝日杯フューチュリティステークスでは前半3F33.8のハイペースで先行した馬が軒並み失速して差し・追込み馬が掲示板を独占する中、直線早め先頭に立つ堂々の正攻法で一旦は1馬身差まで迫ったタイセイビジョンを2馬身半突き放す完勝で無傷のG1制覇を達成しました。その後、同じく無敗でホープフルステークスを制したコントレイル同様ぶっつけ本番での皐月賞挑戦となりましたが、初となる2000mの距離に加えて雨の影響を受けた力のいるタフな馬場状態で終始馬場の悪い内を通りながらも直線堂々と抜け出すと、最後は半馬身差屈したものの差し返す面も見せての2着惜敗で改めて世代トップクラスの能力を証明しました。安定した先行力に加えて530キロを超える雄大な馬体から繰り出される馬場状態不問の息の長い末脚は間違いなく世代上位の非凡な才能で、皐月賞で通ったコースや道中の位置取りを考えればコントレイルとの勝負付けはまだ済んでいないと見ることは十分可能だと思います。鞍上を選ばない大人びた気性面と操縦性の高さに加えて、ハーツクライ産駒であることから距離が2400mに伸びるのは大歓迎と言えそうで、2戦2勝の東京コースに戻れば打倒コントレイルに対する筆頭の存在であるのは間違いなさそうですね。
ガロアクリーク(牡3)
騎手:川田 調教師:上原(美浦)
主な勝鞍:スプリングステークス(G2)
皐月賞(G1)3着
出遅れ気味のスタートからスローペースで終始外々を回る展開ながら直線抜群の反応であっという間に先頭に立って押し切った新馬戦の内容からその後の活躍が期待されたものの、格上挑戦のホープフルステークスでは11着、条件戦に戻った水仙賞でも早めに動いた結果直線で伸びを欠いて4着と不完全燃焼の内容が続いてしまいました。ただ、ヒューイットソン騎手に乗り替わったスプリングステークスではスローペースからの瞬発力勝負でホープフルステークス2着ヴェルトライゼンデを並ぶ間もなく交わして重賞初制覇を飾ると、前走の皐月賞でも8番人気の低評価でしたが道中は淀みない流れを中団馬群で折り合って追走して直線外に持ち出されると長くいい脚を使い、前2頭には離されたものの4着以下は完封する3着で世代上位の能力を証明しました。これまでスローペースの瞬発力勝負で強さを発揮していた同馬ですが、前走速い流れでも直線で長くいい脚を使えたのは成長力の証拠と同時に今後を見据えて大きな収穫となったのは確実で、しっかり追ってこそ伸びるタイプだけに腕っぷしの強い川田騎手への乗り替わりもプラスに働きそうです。地力勝負となりレベルの高かった皐月賞の走りはフロックとは考えづらく、短距離色の強い血統背景から2400mへの距離延長がプラスと言い切れない面があるのは事実ですが、自分のレースが出来ればここでも好勝負可能な1頭と言えそうですね。
ワーケア(牡3)
騎手:ルメール 調教師:手塚(美浦)
主な勝鞍:アイビーステークス(リステッド)
弥生賞ディープインパクト記念(G2)2着
ホープフルステークス(G1)3着
道悪馬場で行われた東京1800mの新馬戦とアイビーステークスを共にメンバー中最速の末脚で余力十分に差し切り大器の片鱗を証明すると、続くホープフルステークスではスタート直後の先行争いで前をカットされて位置取りが後方になる不利がありましたが、道中ロスなく運んで馬群を縫うように進出すると直線長くいい脚を使って3着まで追い上げ世代上位の素質を自らの走りで証明しました。前走の弥生賞ディープインパクト記念では勝負所で前が壁となって仕掛けが遅れる苦しい展開となりましたが、直線で間を割って盛り返すように脚を伸ばしての2着で負けてなお強しの内容でした。瞬間的な加速はそこまで速くないものの、その分一旦加速してしまえば持続的に長くいい脚を使えるのが最大の武器で、2戦2勝の成績が示すように直線の長い東京でこそその末脚が最大限活きるのは間違いないでしょう。皐月賞組4着ウインカーネリアンに新馬戦で勝利していることから皐月賞組相手にも通用する可能性は十分残されており、ルメール騎手が継続騎乗できるのもこれ以上ないプラス材料である反面高速馬場で極端に上がりが速くなった場合の適性面で不透明な部分が残るのも事実と言えそうで、意識的に皐月賞を回避して万全の状態に仕上げた上積みと成長力がどれだけあるかが好走のカギを握ることになりそうですね。
《日本ダービー2020》
《出走予定馬分析/注目馬》
【◎サトノフラッグ】
前走の皐月賞では好スタートから向こう正面でルメール騎手が中団外目に誘導すると3コーナーを過ぎた辺りから外目を手応えよく進出する完全な勝ちパターンに持ち込んだものの、さらに外からマクリ気味に進出してきたコントレイルに外から被されるような形で怯んでしまったのが影響してか直線手応えほど伸びずの5着完敗に終わってしまいましたが、弥生賞の走りを見る限り完全に能力を出し切っての敗戦でないのは不幸中の幸いと言えるのではないでしょうか。その弥生賞では重馬場を克服して勝利したものの、血統面やフットワークの大きい走りを見る限り良馬場の方が確実に持ち味が活きるタイプであるのは間違いなく、東京2000mの良馬場での未勝利戦を1.59.5のレコードタイムで完勝したのが何よりの証明と言えそうです。瞬間的にトップスピードまで加速するようなタイプではないものの、その分一旦加速すれば非常に長くいい脚を使えるのが最大の武器だけに高速馬場で持続的な脚が求められる東京コースに替わるのはこれ以上ないプラス材料で、人気的にも自ら動いて勝ちにいく競馬が求められた皐月賞と比べてある程度プレッシャーのない立場で臨むことができるのも好材料ではないでしょうか。何よりも過去に現役最多となる日本ダービー5勝を挙げている武豊騎手を鞍上に迎えるのも高評価すべきポイントだけに、ここは巻き返しに期待して本命評価にしたいと思います。
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