娘の特技。 | たまごかけごはん。

たまごかけごはん。

筋ジストロフィーウルリッヒ型の娘のおっかさんなのです。                       

むぅ、風邪をひいてしまいました(´・ω・`)

クソ寒い夜中に呼吸器のアラームと格闘しているのが原因かとww


チビ助さん達にうつらないように程良い距離感で子供と接しておりますww



ボーっとしてるとあっという間に時間が過ぎていくわけで、

入院中のことを色々書きたいけど、昔話になりつつあり躊躇します(´・ω・`)



昨日、関東は大雪が降るとか何とかで大騒ぎでしたが、

たいしたことなかったネー(´Д`)



前回大雪が降ったときはまだ入院してて、娘は雪遊びできなかったので、

積もったらいいなぁって思ってたんだけど、残念でした。


たまごかけごはん。


病院で作ったやつー。


成人の日で病院の出入り口が閉まっていたので、

売店の方に頼んでドアを開けさせてもらい、私が雪をゲットし、

病室に持ち帰って隣のベッドの大学生の子とうさだるまを作りました。



4人部屋に、大学4年生の子と、高2の子とお母さん、私と同い年の人と、娘と私。


年明けてからお部屋がにぎやかになって

実はめっちゃ楽しい入院生活でしたww



娘が人懐っこいというか、図々しいというか、

余所様のベッドに忍びこみ、横に座って話し込み・・・


何を思ったか

「309号室全員集合!」

などと言い出し、


各自のテーブルを全部くっつけて座談会みたいになって、

女子(??)が集まるとピーチクパーチクと、ここは病院かい?

という状況になりまして。

忙しい看護師さんまで巻き添えくらってみたりww



各々辛い検査やら、手術やら何やら抱えてちょっぴり憂鬱な入院生活なのに、

「娘ちゃんのおかげで入院してても楽しいよー!」


などと言って頂き、


「ちゃんと辛い時は静かにして放っておいてくれるし、

小さいけど色んなことを乗り越えてるから分かるんだよね、凄いよね」


と褒めて頂きました。



親の私は娘のそういうところが見抜けず、

「いらんことまで喋るんじゃないわよ」

とか内心思ってたりして、


でも客観視すると、誰にでも声をかけて、

カーテン閉めっぱを開放させ、



おばあちゃんには折り紙とあやとり持参で教えてもらい、

お母さん世代には自分も好きな「郷ひろみ」の話をし、

学生さんには「初音ミク」。


よく観察すると年代に合わせて話題が違っててビックリでした。



8歳にしてなかなかできることじゃないぞと、

これが彼女の特技なのかなと思った入院生活でした。




親はガチガチの人見知りなので、羨ましいッス(´・ω・`)



長い入院生活。

これから確実に2箇所の病院で半年ごとの入院が決定されてる娘。


辛いよ、帰りたいよ、みんな大人でつまんないよ

なんてショボくれちゃうと私も辛くなってしまうけど。



これからも彼女の特技で同部屋の方々の心と体の痛みを少しでも和らげることができたら、

とても素晴らしいんじゃないかなぁって思いました。



やさしさを持った人は、それ以上の悲しみを持っている


って明石家さんまさんの名言。

たまごかけごはん。


病気はそれぞれ違えども、

戦うみんなにあっぱれ!