身体障害者手帳 | たまごかけごはん。

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筋ジストロフィーウルリッヒ型の娘のおっかさんなのです。                       

娘が手帳の交付を受けたのは、おととし12月。



なぜ、そのタイミング?


手帳を持つ事に抵抗はなかったのか?


実際メリットは?デメリットは?




きっかけは、筋生検をした病院での初リハビリ科の受診。


「え~、手帳はもらってないの?」


「はぁ、だって、前の病院では歩けるから持てないって言われてて。」


「はぁぁぁぁ?階段も昇れないし、長距離しんどいでしょー、手帳は嫌?」


( ゚д゚ )?



嫌じゃない、むしろ、なぜ娘が障害手帳をもらえないのかナゾだったのだ。


このリハ科を受診する前の、別の病院の主治医いわく、


「手帳?(ヾノ・∀・`)ムリムリ!!歩行獲得してるからね」



そうなんだ、そりゃしょうがないな。

しかしまぁ、娘でももらえないなんて、世の中酷だよな。



なんて思ってたわけです。




というのも、


学校となると、やれ遠足だ、何だって、歩く行事がでてくる。



幼稚園では、「だっこ」が可能でも、


小学校では通用しないだろう。


車椅子というものは作れないものなのだろうか、


長距離なんて娘さん無理だから、楽しい遠足も欠席か?


で、調べていると、どうやら手帳による給付制度があるらしいぞっ!



でも主治医は無理だって言ってたもんなぁ。


なんか、釈然としないけども。




そんな折、病院を変わる事になり、


いきなり言われた「何で手帳もらってないの」事件。



「お母さん、娘ちゃん車椅子作ってあげたら?

行動の幅が広がって遠足にも行けるようになるよ?ねぇ」



なに?作れるの?娘の愛車が?!




そうして、トントン拍子に話が進んで、約2ヶ月ほどで交付されました。


病院までが遠いのでちょっと時間がかかった感じかな?



等級は3級。



持つ事に何の抵抗もなかった。


障害を受け入れて・・・というより、娘には必要な制度だったから。



実際、まだ小学生だし、何のデメリットも感じない。



そして、メリットは、障害者割引があるということ。



でもねぇ。




どんな遊園地に行っても、娘は雰囲気を味わうだけで、


アトラクションは楽しめなかったりするわけで、



実際使ってないも同然(´・ω・`)



よく、障害者割引あるからおオトクなんじゃない?的なことを言われたりもしますが、


割引活用してどんどん出掛けよう!!


なんてことは実際あまりないんですよ。



人混みの感染症やら、すれ違う人の視線やらも怖いものがありますし。



まま、ウチだけかもしれませんがね。





そして、はじめの主治医は一体・・・。



家から1時間ちょいあれば着く病院だったけど、

倍以上の時間がかかっても、今の主治医のセンセーが、


私はスキ。





ちなみに、手帳には証明写真がいるのですがwww



お手軽インスタントで撮ったんだけど、


あれ、イスの高さMAXでも娘は足りなくて、


カメラを覗き込むような顔にヘ(゚∀゚*)ノ


鼻の下びろ~~ん( ・(ェ)・)



ちゃんとした写真やさんで撮るべしですね。


手帳開く度に笑ってまう( ´艸`)