歯磨き粉 | たまごかけごはん。

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筋ジストロフィーウルリッヒ型の娘のおっかさんなのです。                       

小学一年生、7歳の娘が、筋力低下のためにできない

日常生活での様々な事。



細かいんです。


でも、その細かい事の出来ない積み重ねが、


彼女から自信というものを奪っていくわけです。




今一番困っているのは、



歯磨き粉。



第一関門


フタが開けられない。



かつて、私が子供の頃は、スタンドタイプの歯磨き粉なんてなく、

クルクル回すネジ式のフタのチューブ歯磨き粉でした。


現在、スタンドタイプのものが主流で、パカッとワンタッチで開けるものがほとんど。


力のない娘には到底開けられません。


昔ながらのチューブが箱に入って売っていたので、買ってみると、


指で挟んでパコッと取るフタでした。



ガッカリ(´・ω・`)



ネジ式・・・売ってくれないかなぁ。



今はワンタッチ式のパカッとなる止まる部分をヤスリで削って

はまらないようにし、


なおかつスタンドタイプなのに、スタンドしない状態で収納してあります。

フタがカパカパなので出ちゃうんで。



日本語になってますかね(;・∀・)





第二関門



ハブラシにつけるのが、時間かかる



娘の力では、歯磨き粉を片手では絞り出せません。


洗ったハブラシを一旦置いて、両手で絞り、つける。


のですが、



ハブラシが明後日の方向向いたりするんですね、これが。


まどろっこしいったら。


ひどい時はハブラシが落ちて、拾って洗いなおすという作業が増えます。




つけてあげればいいじゃないか



と思いますよねー。




実際、見ててイライラするんでしょうね。


兄なんかは


「あああぁぁぁ~~(´Д`)」


って声にならない声を発しながらつけてあげてます。





本当は、自分でやりたい筈なんです。

「おっかさん!!できた!!!」


全ての工程をクリアしたら、めちゃめちゃ嬉しそうに歯磨きしますしね。


時間ない時は、自分の口で頼めばそれでいいことだし。




やればできるんだ、


無理じゃないんだ、


障害があるからやらないじゃダメなんだ。





ぜひ、頭の良い方、発想力豊かな方、発明王の方、


この記事が目に止まることがあったら、



ユニバーサルデザインの歯磨き粉



開発してください。




家族でそれなりに考えたけど、


ヤスリで削るのが精一杯でした・°・(ノД`)・°・





朝・晩と、このまどろっこしい時間がやってきます。


歯磨きしてる時間の方が短いかも( ´艸`)