下校中に思う、親の想い。 | たまごかけごはん。

たまごかけごはん。

筋ジストロフィーウルリッヒ型の娘のおっかさんなのです。                       


たまごかけごはん。


兄の足で15分弱、


娘の足だと30分のところに小学校がございます。



どんなに寒くても、暑くても、泣き言言わず、歩きます。




むしろ私が、

寒いのも暑いのもヤダ(+_+)




傘が必要な天気雨なのに、風が強い台風時だけは、

車の出番です。



傘を持って歩くのも精一杯力入れてるのに、

強風が吹くと、


普通に娘ごと、飛びます。



ご覧の田んぼに落ちそうになり、


二人で大騒ぎ。





正直、親バカと思いつつも、



弱音吐くこともなく、


頑張って歩く娘を誇りに思う。




家に着くと、もうクタクタで、


しばらくぼけーっとしながらも、


宿題にとりかかる。



担任の先生には、

「宿題できる範囲でいいんですよ、体力的に辛ければ。」


と言われたけれど。



それじゃぁ、他の子供に対して不公平だ。





何の意味があって、そこまでスパルタするんだと、


時々言われるけれど、




障害があるから、甘えてても許されるなんて


世の中は甘くないのだ。




世間は誰にでも平等に厳しいものだと、


間もなく2年生に進級する娘に言ったところで分かってくれない。




優しくない母だけど、


そんな母がきっと、先に逝ってしまうのだから、


強く生きてほしい。





とか、思うんだけど。




こういう親の想いって、子には伝わらないんだヽ(;´ω`)ノ



最近になってようやく、


自分の親もこんな風に育ててくれてたのかと、


ありがたく思う次第で。





親が守ってあげるにも限界があり、


どんな困難が待っていようとも、


乗り越えられる精神力を人一倍持たなくては。




目の前の出来る事を頑張るのだ、娘よ。




誰よりも厳しいおっかさん相手なら、

世の中の人はたいてい神様に見えるからね。