車椅子。 | たまごかけごはん。

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筋ジストロフィーウルリッヒ型の娘のおっかさんなのです。                       

はっきり言えば、


我が子に病気がみつかる状況になるまで、



「車椅子」



というものに、何も感じなかった。




とりわけ注視するでもなく、

煩わしく思うわけでもなく、


ただ、


何も思わない、「無関心」というやつ。




だから、どういう機能があって、タイヤがどうの、背もたれがどうの、


はじめの装具診では、ただただ


( °д°)?



こんな感じだった。




娘は娘で、まだ歩けるのに・・・・という思いがあって、

車種選びもなかなか首を縦に振らず。



そして、彼女と私が一目惚れした愛車がこれ!



たまごかけごはん。



タイヤも赤くてかっこかわゆいのだ。


理学療法士さん曰く、動きが他のものより、ものすごく軽いらしい。




変なところが私に似たのか、


「自分で運転したい」


と。



いや、あの~、結構重いし、力いるんだよなぁ・・・


なんて思いつつ、



外はデコボコで無理だけど、ツルペカな屋内なら運転できるんで、

自走タイプに。



指が細すぎてタイヤに巻き込むのが心配なので、

プリンセスのホイールつけて。




動きが軽いので、

クルクルと彼女の力でも回転までできちゃう。






家の前で、


「兄~、私早くなったからかけっこしよう!」


普通に走った方が断然速くて当たり前なんだが、

兄がそこは気を利かせて、のらりくらり走ってくれた。


「お、娘ちゃん、早いジャン」



私が言うより、兄の言葉の方が嬉しそうな顔しやがった(゚д゚)!






最終決定して注文したのが4月。



手元にきたのは11月に入ってからだった。



車椅子の納車は遅いんだねぇ。

忘れられてるんじゃないかと、業者さんに何度も電話してしまった。




来月は、


「座位保持椅子」


を作成しに、また2時間以上の道を経て、病院へ行きます。





(゚∀゚)



たくさん車に乗れるからちょびっと嬉しいドキドキ



いや、かなり嬉しいラブラブ




この車椅子、25Kgもある。

そりゃ、二の腕がたくましくなるわけだよなぁ。