12月16日(金)

いよいよ本日から手術のための入院。

午後からの入院だったが、すでに分支部長仲間の武田分支部長と小西分支部長が来ていた。
もう入院していると思っていたそうで、出迎えて頂く形となった(笑)
荷物なども運んで頂き恐縮だ。

荷物を整理し、頂いた千羽鶴やお守りなどを飾った。


採血とレントゲンを撮り、夕方からは主治医の先生から手術の説明。

まずはこれまでの検査の結果と、抗がん剤の成果などを話して頂いた。
「術前の抗がん剤をMAXで投与して、耐えられることが出来る人は、日本人では少ないのですよ。」と聞き、驚いた。
これまでの鍛練と筋トレのおかげだ。(と思う)

そして手術は、腹腔鏡下直腸切除、低位前方切除術(直腸の病巣部を切除し、S状結腸の切離面と下部直腸の段端(肛門側)を縫合する)、リンパ節郭清(がんの再発を抑えるために、がんが転移している、または転移している可能性のあるリンパ節を切除すること)、回腸人工肛門造設術(小腸からの人工肛門、一時的ス トーマ)を行うとのこと。

直腸の全ての切除と広範囲のリンパ節切除になる。
想像してたより大がかりな手術だ。
腹腔鏡手術だが、切除した直腸を取り出すのにへそ下を5㎝ほど切るそうだ。
「中西さんは、腹筋が分厚いので術後の痛みは激しいですよ。」と、ビビらされた。

さらに骨盤内にまで筋肉が発達していて、ただでさえ骨盤内は狭いのに、手術しにくいとのこと。
予定時間は8時間だが、それ以上になるかも知れない。
思ったより長時間、私は寝ているだけだが、待っている家族は辛いだろうな。

説明が終わり、同意書などの書類を渡された。

夜に奥本分支部長も見舞いに来てくださった。
入院初日に3人の分支部長がいの一番に駆けつけて下さり、本当にありがたい。

今日から絶食。
空腹のままベッドに入った。