昨日5月14日に新型コロナウイルス緊急事態宣言が39県で解除となりました。

 

少し明るい話題が入ってきましたね。

 

解除宣言と同時に新型コロナウイルス感染症拡大予防と社会経済活動両立を図るため、政府より各業界へガイドラインの作成要請、指導がありました。

 

私たち旅行業界は、弊社も所属しております、一般社団法人日本旅行業協会(ANTA)よりガイドラインの発表がありました。

 

旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン

 

いよいよ動き始める?!

 

内容を読みますと、日帰り旅行を含む団体旅行は、 (内容抜粋)

 

◆感染状況に応じた適切な旅行先の選定に留意してください。

 

◆旅行出発地となる都道府県から、都道府県外への移動自粛の要請がなされていないことを確認する。 ←これ大きいポイント!

 

◆三密リスクを下げる旅程管理

 →交通機関:旅程において利用する各交通機関のガイドラインに従った利用ができるよう旅程管理する ←これ大きいポイント!!

 →観光地:観光地では団体メンバーが集まって「密」を作らないように、ガイドレシーバーを利用したガイディングを行う←これ大きいポイント!!!

 

大きいポイントを順に説明すると、

1.「旅行出発となる都道府県から、都道府県外への移動自粛要請がなされていないことを確認する」

 これは今、近隣県はすほぼ自粛要請出ていますね。自分たちの県内旅行は大丈夫ですが、いくつかの県をまたいで行くバス旅行は、クリアするには難しいですね。まだもう少し時間が必要ですね。飛行機利用でしたら1つの県または道、府であればいいかもしれませんね。(しかし今日現在では北海道、京都、大阪は緊急事態宣言解除とはなっていないので行くことはできません。)

 

2.「三密リスクを下げる旅程管理」

 交通機関:「旅程において利用する各交通機関のガイドラインに従った利用ができるよう旅程管理する」

弊社ですとバス利用が多いので、その対応箇所を日本バス協会のホームページを見ました。そこには「後部座席に着席可能である場合には、利用者に対して加納な限り後部座席に乗車するよう理解を求めるよう取り組む」と記載がありました。貸切バスだと後部座席だけに座ることができませんのでこれは定期バスについて当てはまることでしょうか。

 

貸切バスについてのガイドラインには非常に注目しております。今は、窓が開くような旧式の貸切バスはあまり見かけませんので換気については心配です。また密を避けるために2席掛けの椅子を1席で座るよう指示があるとこれまで1台につき利用できる人数も通常の半分になります。また飛行機で言えば1席空けて座ることになるのでしょうか。今後の見解待ちですね。

 

3.「観光地でのガイディングは、ガイドレシーバーを利用」

これも台北の故宮博物院やヨーロッパの美術館へ行ったときに使うあのレシーバーですね。これも数揃えるのは難しいですね。項目解除まで少し待つ必要があるかもしれませんね。

 

これらは今後徐々に改訂されることと思います。

 

ただ一番大切なのは、参加されるお客様のことを第一に考え、コロナを持ち込まない、他人にうつさないを大前提にWITHコロナ精神で、いかにコロナと共にどうしたら旅に出れるかを考えることかなと思います。

 

しかし、経済活動再開へ一歩前進です。油断は禁物ですが、少し光が見えてきました。嬉しい。

 

今日もいい気づきをありがとうございます。