雑踏で夢見る

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世界の多様性を理解するために

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もうあさ7時だというのに全く眠気が来ない。最近はそんな日が続いている。まだ僕は、半周後れの地球の地にいるのだろうか。それは先週まで。今は確実に日本にいて、今日卒業式をむかえようとしている。そんな日だから眠れないのだろうか。いや卒業式そのものは、僕にとってたいした出来事ではない。決して、大学生活がくだらなかったり、思い出したくもないような苦い経験をしたり、ああ嫌だ、ということを表現したいのではない。今の自分を形成するさまざまなモノに出会ってきた。そしてそれらに懐疑的であると同時に感謝をしている。だったら、なぜたいした出来事ではないのか。

いよいよ「不自由」から「自由」へと身を移すことになる。きっとそのことが僕を興奮させているのだろう。

「一番以外はビリ」

そう言い放つ永守重信日本電産社長。

 

「車載モーター、世界首位目指す」(京都新聞12月7日紙面)


この見出しには、しびれた!!


主力の精密小型モーターは世界No.1のシェアを誇る。

自動車用モーターは世界シェア4位。これをNo.1にするという。

3位や2位を目標に据えるのではない。

「2番は限りなくビリに近い」と考えるからである。

この目標に向けて滋賀に開発拠点を設けるために約100億円の投資をする。

さらにM&Aも積極展開するという。

2010年には同事業を現在の3倍にする計画をすでに発表している。

今回の発表はさらなる長期的計画に基づいたもである。

「2010年1兆円企業」の夢はもはや叶うべくして叶うのであろう。

この会社が見ているのは、もっと先である。

永守社長がホラと言う「2030年10兆円企業」は確かな光として

向かうべき方向を示しているのであろう。

今後注目すべきであることは言うまでもない。


ゼミ長としての役割もそろそろ最小限に留めなければならない。もはや秋学期は始まり、春学期の最後の最後までもつれたゼミのシラバスは進行している。どうも納得がいかないと常々心に潜めていた苛立ちも結局どこで表面化したらよいのか探り当てることができず、とうとう今日まできてしまった。完全に自分のせいであると思う。もしかしたらそのときからゼミ長という仕事に本気で取り組んでいなかったのかもしれない。そうであれば、ゼミのメンバーには非常に申し訳ないことをしたな、とも思う。ただ自分の浅はかな考えの通り物事が進まず、苛立っていただけなのだ。そして彼らに屈するはめになる。当然の結末だったのかもしれない。そして僕の存在がゼミに大きな変化や貢献を与えることは極めて小さくなったものと思われる。その悔しさを「辞める」ということで慰めようとしている自分に嫌悪感を抱かずにはいられない。ああ、どんな顔でみんなに、先生に会えばいいのだろうか。先生には「辞める」をほのめかす内容のメールを送った。この件に関して決して人のせいにはしてはいけないし、自分で解決すべきことであると思う。完全に辞めるとは宣言していない現在、しばらく考えてみようと思う。