JR山陽本線で福山駅を超え
東尾道駅を過ぎると列車は大きくカーブして やがて左手に尾道の海が見えてきます
「海が見えた。海が見える。 五年振りに見る尾道の海はなつかしい。・・・」
林芙美子が 小説「放浪記」で書いた車窓の風景は今も変わらず
旅人の郷愁をそそります
尾道が有名になったのは映画「転校生」からでしょうか
その後 「さびしんぼう」 「時をかける少女」 の尾道三部作ですっかり人気の観光地となりました
僕の尾道のイメージは 映画「東京物語」のラストシーン
尾道の実家に戻り、妻に先立たれた笠智衆が独りぽつんとたたずむシーンを見て以来
まれに尾道へ行きたくなります
山陽本線の踏切を渡り 長い階段を上がって志賀直哉旧居へ
そこへ行くと笠智衆さんが座っているような感じがします (^-^)
ちなみに尾道三部作の中では 「さびしんぼう」 (富田靖子主演)が一番好きです
向島への渡船を見ると 乗っていないかな と気もそぞろ (^^♪
福山で一泊 旅は続きます